米国市況は反転モード?

米国債のデフォルト懸念やインフレ懸念で停滞しかけていた米国市場が、ここ数日で反発しています。

ナスダック指数は現在、14,900前後。約2週間前にうろついていた14,200前後から、14%ほど切り戻してきています。

企業の第3四半期決算では好調な数字が続出しており、市況もマインドが変わりつつあるのかもしれません。

これが本格的な反転モードの始まりとなるのか?

私は現時点で懐疑的ですが、代表的な指数が噴き上がってくるかも…という視点で市況を観察していこうと思います。

夜の街は少しお客さんが戻っていた

本日はミズホメディーが+48円の2788円、タナベ経営が+2円の739円、イーレックスが+19円の2508円、帝国通信工業が+5円の1308円、静岡銀行が-10円の929円でした。

昨日は残業で、久しぶりに夜遅くまでオフィス街にいました。

お酒を提供できる時間帯が過ぎたころに帰路についたのですが、飲食店はお客さんが確実に戻ってきているなと感じました。

衆院選と相場を予想する

衆議院はきょう14日に解散し、衆院選の日程が19日公示・31日投開票が決まります。

与党の自民党vs野党の立憲民主党などどちらが過半数の議席を取るかで、今後の相場を予想しておきます(当たらぬも八卦ということで…)

☆与党=自民党・公明党が過半数を取り、政権維持する

岸田首相の内閣が現状通り続くので、株価はよくて横ばいと見ます。

☆野党=立憲民主党などが過半数を取り、政権交代する

立民党の前回政権へのアレルギーは相当なものがあり、気分的な要因で株価は一時的に大きめに下げると見ます。

結局、どちらのシナリオでも株価についてはアップサイドの材料を見いだせません。

私は衆院選の結果が出るまで、「休むも相場」で積極的な投資を控えるつもりです。

ミズホメディ―が5%超の下落

本日はミズホメディーが-172円と大きく下落して2801円、タナベ経営が-9円の739円、イーレックスが-21円の2493円、帝国通信工業が-28円の1323円、静岡銀行が-7円の945円でした。

ミズホメディーは-5.79%ときつめの下落でした。

次の第3四半期決算(11月8日発表)では業績予想の上方修正が確実ですが、目先はまだ売り込まれるかもしれません。

金融所得の課税強化は凍結か

岸田首相は先週、自民党の総裁選前に取りざたされていた金融所得に対する課税強化案を「すぐに着手するものではない」と言及しました。

現在、株式売却益には20%の税金がかかりますが、課税強化案はこれを30%にまで引き上げるというものです。

「貯蓄から投資へ」の流れに逆行する政策であることは間違いなく、岸田首相の言及は事実上の凍結宣言だと思います。

きのう11日の国内市場はさっそく株価プラスで反応していました。

個人投資家にとってはもちろん税率20%のままの方が良いわけで、これはこれとして歓迎したいと思います。

週末は小旅行に行ってきた

本日はミズホメディーが+17円の2973円、タナベ経営が-2円の748円、イーレックスが-55円の2514円、帝国通信工業が-14円の1351円、静岡銀行が+12円の952円でした。

私は先週末、1泊2日で関東のあるリゾート地を旅行してきました。

避暑地としてはシーズンを過ぎている時期ですが、宿泊したホテルにはそれなりの数の宿泊客がいました。

私自身もそうですが、新型コロナウイルスの感染予防対策を宿泊客・宿泊先ともにしっかりとった上で、人の往来は出てきているようです。

この冬には感染第6波が襲うともいわれているので、またすぐに自粛モードに逆戻りかもしれませんが…

マーケットの理論と現実は違う

暗号資産のビットコイン(BTC)はこの2週間ほど、価格が20%ほど上昇しています。

現在は1BTC=600万円前後で、年末にかけて4月にマークした過去最高値の700万円を試す展開になりそうです。

BTCを筆頭とした暗号資産については「実体価値のないマネーゲームにすぎない」と主張する投資家が多数派だと思います。

私も基本的にはそうした見方に立っています。

その一方で、投資は「理論と現実に起こっていることは違う」ということが厳然たる事実としてあります。

BTCの現実は「今年2月から今日までにかけて、価値が3倍となっている」です。

私はBTCに投資することで、そうした「いま目の前で起こっていること」に賭けているところです。

「理論と現実に起こっていることは違う」

私はこの言葉を大事にして、これからも投資をしていこうと思います。

米国債デフォルト問題は先送り

本日はミズホメディーが+9円の2956円、タナベ経営が+5円の750円、イーレックスが+83円の2569円、帝国通信工業が+6円の1365円、静岡銀行が+1円の940円でした。

米国債のデフォルト問題は現地時間7日、米上院が連邦政府の債務上限を拡大する法案を可決して、12月3日まで政府資金を確保することができました。

米国市場もこれを好感して、株価は上昇しました。

ひとまず問題を先送りしただけなので、今後も市場が過敏に反応するおそれはありそうです。

気になる飲食大手企業の株価は

先日に岸田文雄氏が新首相となって内閣が発足してから、国内市場の株価は下落基調となっています。

私は以前に飲食大手企業の分析をしたことがあるのですが、その中から3社を取り出して現在の株価をチェックしてみました。

☆元気寿司(9828)

・10/7時点 2728円

・9/1時点 2673円

☆サイゼリヤ(7581)

・10/7時点 2661円

・9/1時点 2609円

☆ドトール・日レス(3087)

・10/7時点 1706円

・9/1時点 1644円

取り上げたのは回転ずしの元気寿司、ファミレスのサイゼリヤ、コーヒーチェーンのドトール・日レスHDです。

現在地と比較するため、国内市場が堅調だった9月初めの株価も並べました。

3社とも株価の動きが似通っており、10月に入って軟調となっています。

大ざっぱにいうと「コロナワクチンの接種率が上がって業績回復が期待されていたが、岸田新政権の発足に伴う株価下落に巻き込まれている」といったところでしょうか。

3社とも、9月初めよりは株価は高いです。

9月初めの株価より下がってくるようなら、投資チャンスになり得るかな…と見ています。

日本市場は9日ぶりに反発

本日はミズホメディーが-68円の2947円、タナベ経営が+16円の745円、イーレックスが+46円の2486円、帝国通信工業が-6円の1359円、静岡銀行が+4円の939円でした。

日経平均株価は+0.54%の2万7678円21銭で終えて、9日ぶりに反発しました。

そろそろ底入れを期待したいところですが…

力強く反発していく材料は見いだしにくく、私は復調には懐疑的です。