米国のトリプルブルーに市場はどう反応するか

米国では5日に行われた上院2議席の決選投票で、大方の予想を覆して民主党が2議席とも獲得しました。

これにより上院は民主・共和党が50議席ずつとなりました。上院は決議の投票が同数の場合、副大統領が決定票を投じます。

次期副大統領は民主党のカマラ・ハリス氏が就任するため、米国の政治は大統領(バイデン氏)、上院、下院(民主党が多数)すべてを民主党が押さえるトリプルブルーが実現することになります。

これまでマーケット評では「トリプルブルーになると民主党の財政緊縮政策が通りやすくなるため、株価にはマイナス要因」と言われていました。

しかし、民主党が上院を奪取した直後の6日は、米国市場は逆に株価が上昇しました。

私は米国株も保有しているので、米国市場の動きには関心があります。大統領がトランプ氏からバイデン氏に交代するいまは潮目の転換点なので、実際のマーケットの動きを注意深く見ていくつもりです。

日米で不測事態が同時発生

本日はイーレックスが+39円の2008円、GMOペパボが-240円の5760円、静岡銀行が+17円の763円、ネットマーケティングが+8円の641円でした。

日本はつい先ほど、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う首都圏1都3県の緊急事態宣言が発出されました。

米国はジョージア州の上院決選投票で民主党が2議席獲得、さらにトランプ大統領が煽った支持者のデモ隊が連邦議会に乱入して、日米で大きな不測事態が同時発生しています。

日本の緊急事態宣言の発出は既に市場が織り込んでいるかもしれませんが、米国のほうはどうでしょうか。

7日の米国市場がどういう反応を見せるか様子見しようと思います。

私は新規投資はせず、嵐の規模を見極めるつもり…

サイゼリヤの決算説明資料は数字だらけ

きのうに続いてイタリアンのファミレスチェーンを経営するサイゼリヤ(7581)の話題です。

私はサイゼリヤを「徹底した理系思考、科学思考で経営する企業」と見ていますが、そうした企業文化が端的に現れているのが、決算説明資料です。

サイゼリヤ・20年8月期の決算説明資料

実物は上記のリンクからご覧になっていただけると分かりますが、たとえば20年8月期の決算説明資料は、全31ページのほぼすべてが経営成績の数字と棒グラフ・折れ線グラフで占められています。

内容をじっくり追っていくと、計算自体は四則計算だけで充分で、どの数字や指標も企業決算で開示される基本的なものばかりです。

IT系の新興企業などにありがちな経営成績を無理やり良く見せたいがためのトリッキーな指標や恣意性は皆無で、情緒や感情に訴えかけるイラストやレトリックもまったくありません。

例えていうなら、科学者が学会で研究成果をスライドで発表するような趣きを感じさせます。

人間の五感に関わる食を扱う企業としては、かなり異色です。

決算説明資料はその企業のことを合わせ鏡のように映しだすものですが、サイゼリヤの企業文化やDNAを理解するためには一度は見てみていいと思います。

近所の業務スーパーに立ち寄ってみた

本日はイーレックスが-134円の1969円、GMOペパボが-90円の6000円、静岡銀行が+10円の746円、ネットマーケティングが+9円の633円でした。

きょうは自宅勤務の合間の散歩で、近所の業務スーパーに立ち寄ってみました。

初めて店内の品ぞろえをしっかり見たのですが、冷凍食品のコストパフォーマンスの良さに驚きました。

肉や魚などの食材、加工食品とも、ふだん使いしているスーパーマーケットと比べると、はっきりと安くて量が多いです。

お昼の情報番組では業務スーパーの売れ筋ランキングの企画は定番ものらしいですが、主婦(夫)の方々が見たりするのだろうなと納得しました。

昨日はBTCが一時急落

本日はイーレックスが-96円の2103円、GMOペパボが-10円の6090円、静岡銀行が-8円の364円、ネットマーケティングが-16円の624円でした。

暗号資産のビットコイン(BTC)はきのう4日、高値の1BTC=340万円から一時270万円台まで約20%も急落する場面がありました。16時すぎから19時前まで、約3時間弱の間の値動きです。

極めてボラティリティの高いアセットですが、あらためてその激しさを目の当たりにしました…

東証が大発会 2021年がスタート

本日はイーレックスが+121円の2199円、GMOペパボが+320円の6100円、静岡銀行が-12円の744円、ネットマーケティングが-30円の640円でした。

きょうはイーレックスが+5.82%、GMOペパボが+5.54%と2021年のロケットスタートを決めました。一方でネットマーケティングは-4.48%と逆風からの発進になりました。

東京証券取引所は大発会を迎え、2021年も取引がスタートしました。

今年は三が日が土・日に重なって、例年より仕事始めもだいぶ早いなという感じです。

当ブログもきょうから通常運転モードでいきますので、よろしくお願いいたします。

今年は投資を始めるいいタイミング

新年の計は元旦にありといいますが、まだ投資を始めていない人にとっては、今年は「投資元年」の良いタイミングかもしれません。

現在、世界各国が新型コロナウイルスの感染予防の経済対策として、超大規模な金融緩和を実施しています。

これはお金の価値が下がる(インフレ)効果をもたらしており、株式や実物資産の価格の上昇の要因となっています。

当面、金融商品は大局的に見て価格の上昇トレンドが続くはずです。

インデックス投資など市場全体の平均価格に連動する投資をすれば、こうした価格上昇の恩恵を享受できます。投資に興味のある方は多少の面倒くささを押してでも、ネット証券などの口座を開設するチャンスです。

正月に必ずのぞく福袋

正月三ヶ日は、ショッピングでいろいろなお店に並ぶ福袋を見て回るのも楽しいものです。

ここ数年、私が必ずのぞいているのは家電量販店の福袋です。

家電量販店は普段からライバル店舗どうしで熾烈な安売り合戦をしています。新年初売りという意地もあるのか、どのお店も福袋は価格・中身ともに採算二の次のような“本気度”を感じます。

きょうのぞきに行った店舗では、PC・マイク・スタンドライト・ヘッドフォンなどの「リモートワークセット」やドライヤー・マッサージ機・美顔器などの「ビューティーセット」、ニンテンドーSwitch・ソフト・周辺アクセサリーなどの「ゲームセット」が数万円台で売り出されていました。

家電量販店の値札の感覚を何となくでもつかんでいる方は、一度のぞいてみることをお勧めします。掘り出しものが見つかるかもしれませんよ。

2021年の相場見通し

2021年、明けましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いいたします。

新年最初の記事なので、私の今年の相場見通しを書きます。

☆2021年の相場見通し

新型コロナウイルスの感染拡大を予防する経済対策として、各国が超大規模な金融緩和を続けている。この金融政策が引き締めに転じない限り、株式などの金融資産の価格の上昇トレンドが続く。

資産クラスとしては供給が限られている暗号資産、金、実物資産などに投資資金が多く流入する。

「世界的な超大規模な金融緩和」がいつ転換するかは、米国FRBの金利政策のガイダンスを注視する。

私の今年の基本的なスタンスは「FRBがフォワードガイダンスなどで金利アップ=金融引き締めを示唆するまで、相当程度のリスクを取って投資する」です。

現在保有しているアセットでは、150万円分を購入したビットコイン(BTC)が主軸になります。

BTCは昨年11月ごろから年末にかけて、50%に迫る価格上昇をしています。

急激な上昇ですが、私はまだ売り抜けせず、継続保有するつもりです。

日本株、米国株なども短期のトレーディング以外のものは、当面保有するつもりです。

2020年の相場を振り返る

きょう12月31日は大みそかです。

年内最後の記事として、この1年間の相場を振り返ります。

日経平均株価とNYダウの数字はこのように推移しました。

☆日経平均株価(円)

年初 1/6 23204.86

年末 12/30 27444.17

年初→年末 +18.3%

年初来高値 12/29 27568.15

年初来安値 3/19 16852.83

年初来安値→年初来高値 +63.6%

☆NYダウ(ドル)29日時点

年初 1/2 28868.80

年末 12/29 30335.67

年初→年末 +5.1%

年初来高値 12/28 30403.97

年初来安値 3/23 18591.93

年初来安値→年初来高値 +63.5%

今年は年明け早々に新型コロナウイルスが世界中で感染拡大し、株式市場も激震に見舞われました。

3月には日本、米国とも連日の暴落という局面もあり、ともに市場は年初来安値をつけています。

その後、各国中央銀行の超大規模な金融緩和による景気下支えがあり、12月からは米国などでワクチンの投与が始まりひとすじの光が射してきたこともあり、年末には両国の市場で年初来高値まで上昇しました。

日本、米国とも3月のどん底から見ると株価は60%以上の上昇でしたが、単純に年初と年末を比べるとどうでしょう。

日本は+18%でかなり上がっている、米国は+5%でまあ例年通り…という感じです。私は日本株、米国株とも手がけていますが、コロナの影響を抜きにすると、概ねこの数字に近い実感を持っています。

大局的に見ると、今年の相場は簡単な部類だったと思います。3月以降の株価が戻ってきた時期のどこかで買えば、金融緩和の相場の大きな波に乗れました。よほどクセのある銘柄に手を出したりしないかぎり、誰が買っても値上がりの恩恵を受けられたような1年間だったのではないでしょうか。

個人的には3月以降しばらくは「実体経済が回復していないから、どこかでまた大きな暴落があるはずだ」と踏んで新規買付けを控えていました。そこから世界的な超大規模な金融緩和によるカネ余りを根拠に買いに転じたことが、結果的に正解でした。

皆さんにとってはどのような1年間だったでしょうか。

私はこのブログを今年5月に開設して、まだまだ吹けば飛ぶような軒先ですが、投資家の皆さまと接点をつくれたことが嬉しかったです。読んでいただいたすべての方に感謝申し上げます。

行く年来る年相場の年ということで、今年もありがとうございました。