TOBの対象となったら⑤振り返り

私は今月、NTTドコモから公開買付(TOB)の対象となった住信SBI銀行の全100株を、市場売却で利益確定しました。

ここまで4回連載で経緯を書いてきましたら、最終回は振り返って感想をまとめておきます。

これまで保有銘柄がTOBの対象となったことは数回ありますが、ほぼTOB価格で売却したのは、今回の住信SBI銀が初めてとなりました。

トリプルバガーでの利益確定で約30万円をゲットしました。

1銘柄での利益確定額としては、自己ベストとなりました。

今回の売買は全体的には満足いくものでしたが、ひとつ、今後の投資に向けた課題を見いだしました。

それは、

「これは!と思った銘柄には、意味のある金額を投資すべきだ」

という思いです。

私はIPO銘柄のセカンダリ投資をよくやるのですが、住信SBI銀は「死角が見当たらないくらい良いビジネスだ」と、近年ではピカイチの評価をしていました。

過去記事:住信SBIの分析

見立ては間違っていなく、TOBでトリプルバガーまでいけましたが、それでも投資したのは100株だけ(16万円弱)でした。

「100万円くらい投資していれば…」というのが、利益確定できたときに浮かび上がってきた思いです。

100万円くらいなら、当時の自分でも十分に取れるリスクだったので。

もっと大きく儲けを狙うために「意味のある金額を投資する」。

これが、今回の住信SBI銀で得た教訓です。

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