本稿では暗号資産のビットコイン(BTC)の保有最大化を推進するメタプラネットについて、自分なりに株価を計っています。
前回まで4回に渡って、私なりに株価を計ってみました。
最終回の今回は、まとめと私自身の結論を書きとめます。
【メタプラネット 株価を計る まとめ】
・メタプラネットは目下、BTC保有量の時価価値に対して数倍の価格で取引されている
・BTCを買うこと自体にメタプラネットの株式が割高になる理由はない
・BTCで数千万円以上を儲けるつもりなら、メタプラネットの株式を通じて間接投資したほうが税金が安くなる
・金融庁が暗号資産の税制改正案を示すイベントは、上昇一途の買いムードを十分に止めうるきっかけになるのではないか
【結論】
私自身はメタプラネットの株式を購入しません。
現在の株価水準が割高すぎるように見えるからです。
税制面に関しては、日本は「暗号資産を金融商品と位置付けて、現在より売買益に対する課税率を下げる」という方向性で進んでいると思います。
私はBTCで儲けたくなったら、BTCを直接購入しようと思います。
【最後に】
私は現在、0.7BTCを保有しています。
現物を保有していることもあり「メタプラネットは買わなくてもいいかなー」というところです。
ただ、株に関していうと、理屈と実際のマーケットの動きは必ずしも一致しないというのもまた真理です。
実際、私は今回の連載を先週後半くらいから始めたのですが、その間もメタプラネットの株価はぐんぐん上昇しています。
ババ抜きの腕前に自信がある投資家にとっては、メタプラネットは短期で大きな利益を狙えるチャンスなのもたしかだと思います。