ANAホールディングスが10月31日、23年3月期の中間決算を発表しました。
EPSは36.92円、売上高は790,716万円、売上高は前期比+83.4%でした。
通期業績はガイダンスを上方修正して、売上高が1,660,000百万円から1,700,000百万円、EPSが44.65円から85.05円となりました。
配当予想は修正無く、今期は無配のままです。
新型コロナウイルスの感染拡大で業績が大きく落ち込んでいましたが、ここに来て国内外とも旅行制限が大きく緩和されて、経営の数字もグッと上向きになってきました。
今回は中間決算では、コロナ禍前の19年以来となる3期ぶりの黒字に転換しました。
通年の業績ガイダンスは最終黒字で210億円でしたが、これも400億円とほぼ2倍に引き上げました。
コロナ禍でコスト削減を徹底したことで、利益を出しやすい体質になったことが伺えます。
私は来期の24年3月期の復配を予想していましたが、このペースだともっと早まるかもしれません。
来年1月に発表予定の3Qの決算短信しだいでは、今期末にも…という観測も出てきそうな気がします。
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