セブン&アイHDが参加の百貨店であるそごう・西武を売却することになり、買い手企業が現れるか注目されています。
国内企業ではきのう2日、三菱地所と三井不動産が入札に参加する意向を持っていると報じられました。
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そごう・西武は全国の主要駅の一等地に店舗を構えており、その資産価値は1500億円とも推計されています。
セブン&アイはコンビニに経営資源を集中するために手放すことを決めました。
市況が停滞気味のときに、資本力のある企業が不動産を買いあさるのは典型的な経営戦略です。
このタイミングなら、買い手は必ず見つかるでしょう。
「外資系企業に買われるのは嫌だ」という声も散見されますが、私自身は日系企業でも外資系企業でも、どちらでも良いと思います。
国籍にはとらわれず、経営への情熱と最も優れたノウハウを持つ企業が取得することが、結局はその企業の株主や地域社会に恩恵をもたらす可能性が高いのではないでしょうか。