為替をふと見返してみれば、ジリジリと円安が進んでいます。
現在は1ドル114円台。これは最近では約3年ぶりの安値圏まできています。
円高に巻き戻す外的なイベントが起こらない限り、しばらく円安トレンドは続きそうな気配です。
昨今の物価高を懸念すると、原油や農産物の輸入コストがかさむので円安は歓迎できないという論調があります。
その一方で、米国株などドルベースの金融資産を持つ投資家は、円の時価換算で資産総額が底上げされていることを実感する方も多いのではないでしょうか。
為替については、私はどんなプロでも先行きを正確にな見通しせない(それぐらい難しい)ものだとみなしています。
重要な指標としてチェックしつつも、為替の動き自体に期待をかけるような投資はいまもこれからもしないと思います。