マイナンバーカードの保有者を対象に、任意のキャッシュレス決済サービスのポイントを最大5,000円分まで国が付与するマイナポイントが7月1日から始まりました。
6月末まで実施されていたキャッシュレス決済のポイント付与政策の第2弾で、今回はマイナンバーカードの普及率アップを目的にしています。
マイナポイントは、国の狙い通りにマイナンバーカードの普及率を押し上げるか?
私は、以下2つの理由でうまくいかないと予想します。
・マイナンバーカードの手続きの煩雑さに、5,000円のポイントは見合わない
・申込みのブラウザがIEのみ対応なのが致命的にダメ
後者に関していえば、今後エッジやクロームにも対応するように改修されるかもしれません。しかし、初手にこんな悪手を打つようでは、政策を推進・実行する国の担当者に効率的・効果的・ユーザー目線の使いやすさを期待する方が無理でしょう。
既にマイナンバーカードを持っている人は、IEのカベ笑を乗り越えられるなら申込みを検討してもいいかもしれません。