関西みらいFGは-5%に迫る下落

本日はGMOペパボが+100円の4705円と続伸し、ネットマーケティングが+18円の668円、イーレックスが-36円の1078円でした。

4連休の直前に購入した2銘柄はともに下落しました。

関西みらいFGは-21円の442円、静岡銀行も-17円の750円で引けました。

関西みらいFGについては、購入した18日に、傘下の関西みらい銀行が住宅ローンの251億円の不正融資を発表しました。

4連休明けの本日、株価も-4.54%ときっちりネガティブに反応しました。

完全に出会い頭の事故をもらいました…

初めての投資はいくらから始めるべきか

投資に興味があるけど未経験の人は、いくらから投資を始めるべきでしょうか?

「10万円」「100万円」「まとまった金額」など、書籍、マネー雑誌の特集、投資ブロガーの記事などではいろいろな意見がありますが…

私の回答は、

「自分が好きな金額。100円からでも」

です。

投資の未経験者はお金を損することが怖く、おっくうさもあって初めの一歩を踏み出せないケースが多いです。

まずは「投資をしたことがない」から「投資をしている」という0→1の状態に持っていくことが肝心で、そのために100円からでも始めることが有効だと思います。

現在は大手のネット証券の口座であれば、100円でも様々な投資信託を購入できます。TOPIXや先進国株式のインデックス投資でも買って保有すれば、投資をして儲ける・損するという実体験を得られます。

「100円でも投資できる」というのは、まさに初心者のために開かれた投資の世界への入口です。もし投資を始めてみたいけど逡巡している方がいれば、ぜひこうしたサービスを自分のために使ってみてください。

昔と比べて投資環境は進歩している

ベテランの個人投資家のブログや投資関係の書籍を読むと、20〜30年前と比べて、いまは投資環境が格段に進歩しているのだなと実感します。

対面営業が基本だった従来の証券会社に対して、インターネットによるネット証券会社が台頭してきたことが個人投資家にとって大きく寄与しています。

思いつくだけでも昔といまの違いを挙げると…

・信託報酬率が低いインデックス投資信託がある

・100円単位から投資ができるようになった(!)

・ネットを通じて、米国株など海外銘柄の投資の対象が大きく広がっている

・ネット上に無料で良質な投資情報が充実しており、個人投資家の情報格差が年々なくなってきている

などがあります。

私は投資経験が10年未満といったところですが、いまの環境を当たり前と思わず、自分の資産形成に有意なサービスはこれからも積極的に利用していこうと思います。

売買基準に使うのは決算の数字

このブログを読んでいただいている皆さんは、保有銘柄を売買するときに何を基準にしていますか?

私はその企業の四半期ごとの決算を見て、売買の判断材料にしています。

具体的には、自分がその企業に対して重要視する指標(ほとんどが売上高)を決めておいて、その増減を見ます。増減の参考にするのは、コンセンサス値もしくは企業が出しているガイダンス値です。

「決算の数字を売買基準にする」というのは当たり前すぎることですが、以前の私はそれすらできていませんでした。いまはこうすることに努めていて、銘柄を保有する自分なりの根拠を持てるようになりました。

4連休で日本市場は休んでいます。この時間を利用して、自分の投資スタイルや手法をあらためて再確認するのもいいと思います。

静岡銀、関西みらいFGを新規購入

きのう18日に以下の2銘柄を新規購入しました。

静岡銀行(8355) @764円 200株

関西みらいFG(7321) @470円 100株

2行とも業績が手堅い地方銀行です。

菅首相は地方銀行の再編を唱えており、先日も麻生太郎金融担当相に対してそのための環境整備を指示しました。(毎日新聞の記事はこちら

新首相の経済政策のテーマ銘柄として、注目が集まるのを期待しています。

銘柄分析はまたあらためて、このブログに書こうと思います。

もう少し投資額を積みたいところですが、バイオンテックとモデルナに大きく投資中なのでそうもいきません…

興味のある方は、こちらの記事もご参照ください↓

スガノミクス投資を考える 地方銀行①

スガノミクス投資を考える 地方銀行②

新規銘柄を購入

本日はGMOペパボが+195円の4605円、ネットマーケティングが+4円の650円、イーレックスが+3円の1114円でした。

GMOペパボは+4.42%と好調でした。先週の金曜日、11日には最安値で4025円でしたが、1週間で+15%と切り戻してきました。

本日は新規に2銘柄を購入しました。またあらためてこのブログで紹介します。

スガノミクス投資を考える 地方銀行②

新たに首相になった菅義偉氏が提唱する経済政策、スガノミクスでは地方銀行の再編が有力テーマの一つに挙がっています。

地方銀行を投資対象として学ぶため、このブログでは数回に分けてメモを書きとめています。

第2回は顧客向けサービス業務の利益率ランキングです。

☆地方銀行グループの顧客向けサービス業務の利益率

①静岡銀行 0.34(+0.03)

②横浜銀行、東日本銀行 0.34(+0.03)

③福岡銀行 0.44(-0.02)

④北九州銀行 0.31(+0.01)

⑤関西みらい銀行 0.08(+0.06)

※1 数字は%、カッコ内は前年比

※2 順位は19年3月期、20年3月期の利益率および改善率を偏差値化して算出

引用:週間ダイヤモンド2020年4月11日号

銀行の儲ける力を表す重要な指標です。経営環境が強い逆風な中で、5位の関西みらい銀行の改善率は注目に値すると思います。

参考:第1回の記事「地方銀行の総資産の上位ランキング」

JR東・西の赤字見通しが巨額に

本日はGMOペパボが-40円の4410円、ネットマーケティングが-4円の646円、イーレックスが+24円の1111円でした。

きのう16日、JR東日本が、21年3月期の連結決算で4180億円の赤字を出すという業績予想を発表しました。新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、同社の通期の赤字は1987年の民営化以来で初となります。

共同通信の記事はこちら

また同日にはJR西日本も同様に、過去最大となる2400億円の赤字見通しを発表しました。

この発表を受けて、きょう17日には両社の株価は−5%程度の下落をしました。

繰越利益剰余金はJR東日本が2.8兆円に対して、JR西日本は9500億円です。新型コロナの影響がもし数年先まで続くようなら、JR西日本は社債発行など何らかのファイナンスが不可避となってくると思います。

スガノミクス投資を考える 地方銀行①

自民党総裁で前官房長官の菅義偉氏が16日、第99代の内角総理大臣に就任しました。

菅首相はこれまでに地方銀行の再編の必要性に言及しており、スガノミクスの有力テーマとなる可能性があります。

地方銀行を投資対象として学ぶため、私が調べたことをこのブログで数回に分けてメモで書きとめていきます。

第1回は地方銀行の総資産の上位ランキングです。

☆地方銀行グループの総資産ランキング

①ふくおかフィナンシャルG 20.8

②コンコルディアフィナンシャルG(横浜銀行、東日本銀行) 18.9

③めぶきフィナンシャルG(足利HD、常陽銀行) 17.4

④千葉銀行 14.9

※数字は兆円(19年)

再編で複数行の経営統合がある場合、基本的には規模が大きい方が優位に立ちます。上位3行+αくらいの順位は、押さえておくべき情報でしょう。