保有銘柄のタナベ経営(9644)がおととい14日、今期(23年3月期)の業績予想を上方修正しました。
※単位:百万円
・上期の営業利益 300→500
・通期の営業利益 1,015→1,100(+9.6%)
・増配 通期 24円→26円
同社は「大企業などからのニーズが増えて、業績が予想より上がった」と説明しています。
これを受けて、きのう15日は株価が8.1%上昇しました。
現在の株価水準はまだ割安感があると感じています。
~市場をフィールドワークしていこう~
保有銘柄のタナベ経営(9644)がおととい14日、今期(23年3月期)の業績予想を上方修正しました。
※単位:百万円
・上期の営業利益 300→500
・通期の営業利益 1,015→1,100(+9.6%)
・増配 通期 24円→26円
同社は「大企業などからのニーズが増えて、業績が予想より上がった」と説明しています。
これを受けて、きのう15日は株価が8.1%上昇しました。
現在の株価水準はまだ割安感があると感じています。
8月末に、新規銘柄を3つ購入しました。
直近1年間ほどのIPO銘柄100以上から選んだ3社です。
先週は3回シリーズで各銘柄を紹介しました。
今回はそのまとめをしておきます。
①ペイロール(4489)
・給与計算システムのアウトソーシング企業です。
・売上高 直近4期ですべて前年比プラスです。
・中小企業もシステムを汎用化することで顧客に取り込んで成長
・給与計算で得たデータを人的資本ビジネスとして活用する経営戦略を打ち出す
②ペットゴー(7140)
・ペットの食事療法食品などヘルスケア製品全般を扱うECサイト
・売上高 直近3期ですべて前年比プラス
・少子高齢化社会において、ペットは数少ない成長分野
・SNSなどでは顧客からも好評のようで、リピーターが増えている印象
③ビーウィズ(9216)
・コールセンター業務を請け負うBPOサービス企業
・売上高 直近3期ですべて前年比プラス
・パソナグループの完全子会社、、東京電力エナジーパートナーが主要顧客
・堅実な売上増加を見込めて、3%台の利回りも買いやすい材料
8月末に、新規銘柄を3つ購入しました。
直近1年間ほどのIPO銘柄100以上から選んだ3社です。
今回はその3社から、最終回の第3回としてビーウィズを取り上げます。
【ビーウィズ(9216)】
☆直近の業績
・売上高(百万円)
20年5月期 24,900
21年5月期 28,845
22年5月期 32,500
23年5月期 ガイダンス 36,000
☆寸評
コールセンター業務を請け負うBPOサービス企業です。
売上高は直近3期ですべて前年比プラスです。
パソナグループの完全子会社で、東京電力エナジーパートナーのコールセンター業務を引き受けています。
DX化も積極的に推進していて、好採算を指向しています。
親会社がパソナグループ、東電グループのコールセンター業務の請負と、とにかく堅実な売上を見込める企業です。
売上高は今期以降も着実増を期待できて、現在の株価水準でも3%台の利回りがあるのも投資家にとっては買いやすい材料といえます。
前期の売上高がコンセンサスを下回ったのが少し気になりますが、いきなり経営状況が悪化することは考えづらく、中・長期で保有してもリスクが限定される銘柄だと見ています。
8月末に、新規銘柄を3つ購入しました。
直近1年間ほどのIPO銘柄100以上から選んだ3社です。
今回はその3社から、第2回としてペットゴーを取り上げます。
【ペットゴー(7140)】
☆直近の業績
・売上高(百万円)
20年3月期 8,131
21年3月期 9,455
22年3月期 9,650
23年3月期 ガイダンス 10,400/1Qの進捗率は24.5%(2,558)
☆寸評
ペットの食事療法食品などヘルスケア製品全般を扱うECサイトです。
売上高は直近3期ですべて前年比プラスです。
私は少子高齢化社会において、ペットは数少ない成長分野だと考えています。
大切な家族であるペットの健康に対しては、お金を出し惜しみしない方も多いだろうと思います。
同社の取扱い製品は、概ね品質・価格ともに支持されているようです。
SNSなどを見ると顧客からも好評のようで、リピーターが増えている印象です。
ニッチな製品を扱ってEC屋が規模を大きくしていくのは、例えば携帯ストラップのハミーのようなイメージでしょうか。
誠実・堅実な経営と成長分野への投資ということで、期待をもって保有したい企業です。
8月末に、新規銘柄を3つ購入しました。
直近1年間ほどのIPO銘柄100以上から選んだ3社です。
今回はその3社から、第1回としてペイロールを取り上げます。
【ペイロール(4489)】
☆直近の業績
・売上高(百万円)
19年3月期 6,629
20年3月期 7,252
21年3月期 7,484
22年3月期 8,207
23年3月期 ガイダンス 8,890/1Qの進捗率は22.0%(1,957)
☆寸評
給与計算システムのアウトソーシング企業です。
売上高は直近4期ですべて前年比プラスです。
大企業の給与計算システムをアウトソーシングする競合は多いですが、同社は中小企業もシステムを汎用化することで顧客に取り込んで成長しています。
給与計算システムは一度受注すれば毎年度の継続を期待できて、ストックビジネスに近いところがあります。
売上高が前年比で着実増になっており、成長銘柄として結果を出し続けている点に期待を持って購入しました。
同社は給与計算で得たデータを人的資本ビジネスとして活用するという野心的な経営戦略も掲げています。
個人的にはこの手の話はかなり割り引いて判断するのですが、投資を呼び込みやすいお題目だと感じます。
先週の10日、タナベ経営(9644)が23年3月期の1Q決算短信を発表しました。
売上高は2,565百万円、EPSは8.01円、売上高成長率は+20.6%でした。
23年3月期通期予想はガイダンスに変更なく、売上高11,250百万円、EPS37.13円、売上高成長率+6.4%です。
コンセンサス予想が出ていないので株価の動きを読みづらい銘柄ですが、決算内容は可もなく不可もなくといった感じです。
配当利回りは3%台後半とまずまずで、コンサル業務のため経営環境が急転直下で激変するということも考えづらいです。
消極的にではありますが、継続保有します。
先週の10日、イーレックス(9517)が23年3月期の1Q決算短信を発表しました。
売上高はコンセンサス30,000百万円に対して58,674百万円、EPSは同8.44円に対して28.29円、売上高成長率は+76.7%でした。
通期のガイダンスは変更なく、売上高205,600百万円、EPS135.45円、売上高成長率△10.8%です。
売上高とEPSがコンセンサスを大きく超えてきて、良い決算内容でした。
これを受けて祝日明けの12日には、株価が8%上昇しました。
電力小売は高圧、低圧とも概ね堅調でした。
電力価格の高騰に対応するため小売価格を上げており、現在のところはこちらも順調のようです。
石炭火力発電所をバイオマス対応にするプロジェクトが注目されており、これは第1弾となる新潟・糸魚川発電所の株式譲渡を無事に完了しました。
国内企業の販売電力量ランキングは7位で、これは独立系の新電力企業としてはトップになります。
再生可能エネルギーの推進は引き続き国策となっており、経営環境も良好です。
順風満帆な1Qであることを確認できたので、継続保有します。
ミズホメディー(4595)がきのう10日、22年12月期の2Q決算短信を発表しました。
売上高はガイダンス7110百万円に対して7313百万円、EPSは同319.34円に対して336.37円、売上高成長率は前期から会計基準を変更しているため省略します。
増配も発表されて、期末配当が95円→130円。
通期では145円→190円と+31%の増配になりました。
通期ガイダンスは上方修正されて、売上高11959百万円→14503百万円、EPS482.76円→630.11円でした。
きのう9日には場中に決算短信が発表されて、終値は前日比-1.5%でした。
今回の決算短信の発表では、業績予想を上方修正した理由は「コロナの感染の第6波で検査試薬キットが想定超で販売されたため」としています。
7月から発生している第7波は、新たな業績予想には織り込まれていません。
第7波は過去最大級の感染拡大となっており、3Qではさらに業績予想が上方修正されるはずです。
私はいったん継続保有しますが、11月の3Q決算短信まで待たずに売却も視野に入れています。
サイゼリヤ(7581)が13日、22年8月期・第3四半期の決算短信を発表しました。
売上高が107,346百万円、EPSは134.35円、売上高成長率は前期比で+12.6%でした。
通年の業績予想は変更なく、売上高148,000百万円、EPS158.36円です。
売上高はガイダンス106,043百万円をわずかながら上回ったので、まずまずの決算内容でした。
7月に入って新型コロナウイルスは第7波の感染拡大が発生しています。
外食産業にとっては客足が鈍る逆風のため、サイゼリヤも通期ガイダンスをクリアできるか微妙になりそうです。
私は長期的にはコロナは収束すると思っているので継続保有します。
瞬間風速的に大きく株価が下落するときがあれば、買い増しも視野に入れています。
マネックス証券が肝いりで販売しているファンド、
の5月の月次レポートを読みました。
サマリは以下の通りです。
5月末時点で…
・基準価額は12,932円
・純資産総額は152.9億円
・株式組入比率
→5月末時点で、時価総額1兆円超の投資先の企業数が36.9%
・資産構成比 株式:現金など=9:1
・ハイ・ウォーター・マークは13,887円
【寸評】
純資産総額はこの2カ月間、横ばいで推移しています。
今月のレポートには製造業A社のトップ経営陣と対話して、同社の政策保有株の一部売却が実現したとありました。
全体的には、大きな動きのなかった1カ月間だったようです。
レポートはこちら
※私は同ファンドを1万円ぶん、保有しています。