私は先週、新型コロナウイルスの検査試薬を手がけるミズホメディー(4595)を再購入しました。
この冬は新型コロナの感染第8波とインフルエンザ(ミズホメディーの元々の主力事業はインフルエンザの検査試薬)が同時流行するという観測が出てきているためです。
7月にあった新型コロナ第7波では、ミズホメディーは直近1年間の最高値である3320円(7月27日)をマークしました。
株価とコロナの流行が同じパターンを辿るという予測に賭けられるなら、ミズホメディ―は今が購入タイミングと見なせます。
~市場をフィールドワークしていこう~
私は先週、新型コロナウイルスの検査試薬を手がけるミズホメディー(4595)を再購入しました。
この冬は新型コロナの感染第8波とインフルエンザ(ミズホメディーの元々の主力事業はインフルエンザの検査試薬)が同時流行するという観測が出てきているためです。
7月にあった新型コロナ第7波では、ミズホメディーは直近1年間の最高値である3320円(7月27日)をマークしました。
株価とコロナの流行が同じパターンを辿るという予測に賭けられるなら、ミズホメディ―は今が購入タイミングと見なせます。
先週の13日、ビーウィズ(9216)が23年5月期の1Q決算短信を発表しました。
売上高はコンセンサス8,570百万円に対して8,042百万円、EPSは同14.4円に対して8.93円でした、売上高成長率は+3.1%でした。
2Qのガイダンスは変更なく、売上高17,400百万円、EPS54.75円です。
売上高とEPSがコンセンスを下回った悪い決算でした。
減収要因については「コロナ案件が想定以上に減った/コロナり患者の欠勤率が想定以上に多かった」と記載されていました。
売上高が前年同期比でプラスとなっている点だけが見どころでしょうか。
成長企業への投資と位置付けているので、コンセンサスを下回った成績は看過できません。
今週に反発するか様子を見ますが、売却も選択肢に入れています。
先週の14日、タナベ経営(9644)が23年3月期の2Qの業績予想を上方修正しました。
通期予想の上方修正はすでにこのブログでも取り上げましたが、2Qの分も確認しておきます。
売上高は5,015百万円から5,300百万円、EPSは11.31円から19.82円、売上高成長率は+5.7%に上方修正となりました。
EPSの上昇率は約75%と、経営効率が上がっていることが示唆されています。
保有銘柄のタナベ経営(9644)がおととい14日、今期(23年3月期)の業績予想を上方修正しました。
※単位:百万円
・上期の営業利益 300→500
・通期の営業利益 1,015→1,100(+9.6%)
・増配 通期 24円→26円
同社は「大企業などからのニーズが増えて、業績が予想より上がった」と説明しています。
これを受けて、きのう15日は株価が8.1%上昇しました。
現在の株価水準はまだ割安感があると感じています。
8月末に、新規銘柄を3つ購入しました。
直近1年間ほどのIPO銘柄100以上から選んだ3社です。
先週は3回シリーズで各銘柄を紹介しました。
今回はそのまとめをしておきます。
①ペイロール(4489)
・給与計算システムのアウトソーシング企業です。
・売上高 直近4期ですべて前年比プラスです。
・中小企業もシステムを汎用化することで顧客に取り込んで成長
・給与計算で得たデータを人的資本ビジネスとして活用する経営戦略を打ち出す
②ペットゴー(7140)
・ペットの食事療法食品などヘルスケア製品全般を扱うECサイト
・売上高 直近3期ですべて前年比プラス
・少子高齢化社会において、ペットは数少ない成長分野
・SNSなどでは顧客からも好評のようで、リピーターが増えている印象
③ビーウィズ(9216)
・コールセンター業務を請け負うBPOサービス企業
・売上高 直近3期ですべて前年比プラス
・パソナグループの完全子会社、、東京電力エナジーパートナーが主要顧客
・堅実な売上増加を見込めて、3%台の利回りも買いやすい材料
8月末に、新規銘柄を3つ購入しました。
直近1年間ほどのIPO銘柄100以上から選んだ3社です。
今回はその3社から、最終回の第3回としてビーウィズを取り上げます。
【ビーウィズ(9216)】
☆直近の業績
・売上高(百万円)
20年5月期 24,900
21年5月期 28,845
22年5月期 32,500
23年5月期 ガイダンス 36,000
☆寸評
コールセンター業務を請け負うBPOサービス企業です。
売上高は直近3期ですべて前年比プラスです。
パソナグループの完全子会社で、東京電力エナジーパートナーのコールセンター業務を引き受けています。
DX化も積極的に推進していて、好採算を指向しています。
親会社がパソナグループ、東電グループのコールセンター業務の請負と、とにかく堅実な売上を見込める企業です。
売上高は今期以降も着実増を期待できて、現在の株価水準でも3%台の利回りがあるのも投資家にとっては買いやすい材料といえます。
前期の売上高がコンセンサスを下回ったのが少し気になりますが、いきなり経営状況が悪化することは考えづらく、中・長期で保有してもリスクが限定される銘柄だと見ています。
8月末に、新規銘柄を3つ購入しました。
直近1年間ほどのIPO銘柄100以上から選んだ3社です。
今回はその3社から、第2回としてペットゴーを取り上げます。
【ペットゴー(7140)】
☆直近の業績
・売上高(百万円)
20年3月期 8,131
21年3月期 9,455
22年3月期 9,650
23年3月期 ガイダンス 10,400/1Qの進捗率は24.5%(2,558)
☆寸評
ペットの食事療法食品などヘルスケア製品全般を扱うECサイトです。
売上高は直近3期ですべて前年比プラスです。
私は少子高齢化社会において、ペットは数少ない成長分野だと考えています。
大切な家族であるペットの健康に対しては、お金を出し惜しみしない方も多いだろうと思います。
同社の取扱い製品は、概ね品質・価格ともに支持されているようです。
SNSなどを見ると顧客からも好評のようで、リピーターが増えている印象です。
ニッチな製品を扱ってEC屋が規模を大きくしていくのは、例えば携帯ストラップのハミーのようなイメージでしょうか。
誠実・堅実な経営と成長分野への投資ということで、期待をもって保有したい企業です。
8月末に、新規銘柄を3つ購入しました。
直近1年間ほどのIPO銘柄100以上から選んだ3社です。
今回はその3社から、第1回としてペイロールを取り上げます。
【ペイロール(4489)】
☆直近の業績
・売上高(百万円)
19年3月期 6,629
20年3月期 7,252
21年3月期 7,484
22年3月期 8,207
23年3月期 ガイダンス 8,890/1Qの進捗率は22.0%(1,957)
☆寸評
給与計算システムのアウトソーシング企業です。
売上高は直近4期ですべて前年比プラスです。
大企業の給与計算システムをアウトソーシングする競合は多いですが、同社は中小企業もシステムを汎用化することで顧客に取り込んで成長しています。
給与計算システムは一度受注すれば毎年度の継続を期待できて、ストックビジネスに近いところがあります。
売上高が前年比で着実増になっており、成長銘柄として結果を出し続けている点に期待を持って購入しました。
同社は給与計算で得たデータを人的資本ビジネスとして活用するという野心的な経営戦略も掲げています。
個人的にはこの手の話はかなり割り引いて判断するのですが、投資を呼び込みやすいお題目だと感じます。
先週の10日、タナベ経営(9644)が23年3月期の1Q決算短信を発表しました。
売上高は2,565百万円、EPSは8.01円、売上高成長率は+20.6%でした。
23年3月期通期予想はガイダンスに変更なく、売上高11,250百万円、EPS37.13円、売上高成長率+6.4%です。
コンセンサス予想が出ていないので株価の動きを読みづらい銘柄ですが、決算内容は可もなく不可もなくといった感じです。
配当利回りは3%台後半とまずまずで、コンサル業務のため経営環境が急転直下で激変するということも考えづらいです。
消極的にではありますが、継続保有します。
先週の10日、イーレックス(9517)が23年3月期の1Q決算短信を発表しました。
売上高はコンセンサス30,000百万円に対して58,674百万円、EPSは同8.44円に対して28.29円、売上高成長率は+76.7%でした。
通期のガイダンスは変更なく、売上高205,600百万円、EPS135.45円、売上高成長率△10.8%です。
売上高とEPSがコンセンサスを大きく超えてきて、良い決算内容でした。
これを受けて祝日明けの12日には、株価が8%上昇しました。
電力小売は高圧、低圧とも概ね堅調でした。
電力価格の高騰に対応するため小売価格を上げており、現在のところはこちらも順調のようです。
石炭火力発電所をバイオマス対応にするプロジェクトが注目されており、これは第1弾となる新潟・糸魚川発電所の株式譲渡を無事に完了しました。
国内企業の販売電力量ランキングは7位で、これは独立系の新電力企業としてはトップになります。
再生可能エネルギーの推進は引き続き国策となっており、経営環境も良好です。
順風満帆な1Qであることを確認できたので、継続保有します。