ANYCOLORは最初の決算発表に注目

VTuberグループ「にじさんじ」を擁して東証グロースに新規上場したANYCOLORが目下注目を集めています。

先週は上場日から3日連続でストップ高となり、時価総額が一時2000億円台まで迫りました。

VTuberというコンテンツビジネスに、多くの投資家が魅入っている状況を見て取れます。

私は同社の最初の決算発表、22年4月期の業績に注目しています。

ガイダンスの売上13,259百万円と実績値がどこまで近づくかが焦点です。

もしこの最初の決算で大きなかい離が出るようだと、上場ゴール案件では…と見る向きも出てくるでしょう。

ここはぜひともガイダンスにニアピンの好決算を出してもらって、日本発のベンチャーここにあり!を見せてもらいたいです。

ANAだけ前日比プラス

本日はミズホメディーが-80円の2491円、イーレックスが-69円の2125円、タナベ経営が-2円の681円、サイゼリヤが-35円の2583円、ABホテルが-34円の1269円、ANAが+10.5円の2549円でした。

日本市場は先週末に大きく下げた米国市場の余波を受けて、全面安の展開でした。

そんな中、保有銘柄ではANAだけ逆行高になりました。

日経平均株価が-3%超となった中で、なかなか珍しいことです。

米国の利上げを占うなら

先週10日、米国では5月CPIが発表されました。

総合では予想8.2%に対して8.6%と、インフレを食い止められていないことが明らかになりました。

これを受けて米国市場はナスダックが414ドル下落など、さらなる金利引き締めを警戒する値動きとなりました。

目下、米国ではインフレの昂進を止めていくことが最優先の経済課題となりつつあります。

FRBは打てる手は何でも打ってくるはずで、利上げはもちろん、年内のテーパリング前倒しもシナリオに上がってくるかもしれません。

ミズホMが9日続伸

本日はミズホメディーが+36円の2571円でした。イーレックスが-27円の2194円、タナベ経営が-7円の683円、サイゼリヤが+8円の2618円、ABホテルが±0円の1303円、ANAが-18円の2538.5円でした。

ミズホメディ―は9日続伸で、本日も+1.42%と軽快でした。

配当利回りは5%台後半なので、配当期待の買いはまだありそうです。

日本市場が珍しく単独高だった5月

5月を振り返ると、日本市場は近年には珍しく米国市場と連動せずに単独で上昇しました。

5月前は日経平均株価が2万5000円台でしたが、現在は2万8000円をうかがうところまできています。

海外投資家からの買いが多いようで、私がいくつか解説記事を読んで「それはそうかも」と納得した理由は以下の通りです。

・欧米諸国に比べて、ウクライナ情勢が地理的に遠い

・米国ほどにはインフレ率が昂進していない

・上記2つの理由から、先進諸国の中では比較的に買いが集まりやすい

日本株をトレーディングしているので現状はまずまず良好…というところですが、先行きを見通すと楽観視も禁物です。

円安に起因する物価高はこれから本格化してくるはずで、「先進諸国の中ではインフレ率が低い」というアドバンテージは早晩になくなっていくはずです。

私は円安インバウンドを狙って投資ポジションを大きく取っていますが、逃げ足・出口も意識したトレーディングを心がけるようにします。

ミズホMが8日続伸

本日はミズホメディーが+3円の2535円、イーレックスが+6円の2221円、タナベ経営が+2円の690円、サイゼリヤが-71円の2610円、ABホテルが±0円の1303円、ANAが-13.5円の2556.5円でした。

ミズホメディーは後場でプラス圏に転じて、これで8営業日続伸となりました。

売買ともに「まだはもうなり、もうはまだなり」の格言が頭に浮かぶような展開になっています。

配当利回りは6%ほどあり、個人的にはまだ買いを呼び込める水準かなと見ています。

議決権行使はスマホがおすすめ

今月は、企業カレンダーでは株主総会が集中しています。

皆さんのお手元にも議決権行使書や案内状が郵送されてきているのではないでしょうか。

議決権行使については、私はスマホで簡単にできるスマート行使をお勧めします。

議決権行使書にQRコードが記載されており、それをスマホのカメラで読み取れば手続きできます。

議案に特に反対がなければ、1-2分間で投票が終わると思います。

企業によってはスマート行使に抽選で500円程度の金券をプレゼントしています。

株主として議決権を行使して、ちょっとした宝くじをもらう気分で参加してみてはいかがでしょうか。

イーレックスが5%超の上昇

本日はイーレックスが好調で+120円の2215円でした。ミズホメディーが+21円の2532円、タナベ経営が-8円の688円、サイゼリヤが+39円の2681円、ABホテルが+13円の1303円、ANAが+7円の2570円でした。

イーレックスは+5.7%と快調でした。

政府が骨太の方針を閣議決定して、再生可能エネルギー銘柄には全般的に資金流入しています。

骨太の方針自体には目新しさはないのですが、株価は雰囲気で上がっているようです。

保有銘柄を売却&追加購入

本日はミズホメディーが好調で+106円の2511円でした。イーレックスが+54円の2094円、タナベ経営が-9円の696円、サイゼリヤが+12円の2642円、ABホテルが-30円の1290円、ANAが-30円の2563円でした。

本日は静岡銀行を全100株売却して、ABホテルを100株追加購入しました。

円安インバウンドに投資を集中していきます。

インバウンド再開は今年最大の株価材料か

夏にインバウンドが本格再開されるかもという観測が強まっており、関連銘柄の株価が堅調です。

私もABホテルとANAを保有しています。

少し先のカレンダーまで見通すと、インバウンド再開は今年最大の株価材料になるかもしれません。

今年後半からは米国で金融緩和縮小が粛々と進み、場合によっては早期の利上げ観測も出てくるかもしれません。

国内に目を転じると、7月の参院選後には、引き続き与党を担うことが確実な自民党が増税案を持ち出してくると見ています。

分の良い勝負ができる時間は限られていそうだということを意識して、今月は相場に臨んでいきたいと思います。