イーロン・マスクの発言に思うこと

今月初めごろの話になりますが、米国の大手電気自動車メーカーであるテスラのCEO、イーロン・マスク氏の発言が話題になりました。

マスク氏は自社の株価について、ツイッターで「今の株価は割高だ」とつぶやきました。これを受けて、株価は直後に約10%急落しました。

マスク氏の発言に関する記事はこちら

皆さんはマスク氏の発言をどのように受け止めるでしょうか。

私はマスク氏の発言を、「経営者が株主に対して悪影響やマイナスインパクトをもたらす発言を軽々にした」と受け止めました。

自社の業績の見通しを真摯に語りたかったという意図だったとすれば、少なくともツイッターで一言というのは適切な発信手段とはいえないでしょう。

この発言に関してはツイッターのアカウントが一時的に乗っ取られたという見方もあるようで、真相は分かりません。

もしマスク氏が思ったことをツイッターの一文通りに発信したのであれば…

私は、そういう行動や言動をしない経営者の企業の中から投資先を選んでいこうと思います。

今週の振り返り

きょう5月23日時点の保有銘柄の含み損益は以下の通りです。

ネットマーケティング 621円 / 200株 / 124,200 / +21,600 / +21.05%

イオンFS 1,077円 / 100株 / 107,700 / -1,300 / -1.19%

イーレックス 1,386円 / 200株 / 277,200 / +25,000 / +9.91%

(現在値 / 保有数 / 時価評価額 / 評価損益額 / 評価損益率)

先週に大きく下落したイーレックスは、値動きがいったん落ち着きました。決算ラッシュも一段落したので、気になる銘柄の動向を見直してみたいと思います。

ソフトバンクGが株式譲渡額を発表

本日はイーレックスが+44円の1,386円、イオンフィナンシャルサービスが-17円の1,077円、ネットマーケティングが+6円の621円でした。

ソフトバンクが本日、携帯電話事業のソフトバンク株5%分、2億4000万株の売却について、譲渡総額が3102億円になったと発表しました。同社の株式は前日比-6%となりました。

記事はこちら

ソフトバンクグループは新型コロナウイルス問題による投資事業の不調が取りざたされています。キャッシュを生む源泉の携帯電話事業の株式売却は、素直に読み取ればやはり資金繰りの一環として…でしょう。

インデックス投資の個人的な効用

私はこのブログで日本株や米国株のトレーディングのことを書いていますが、メインの資産運用ではインデックス投資をしています。

インデックス投資は10年近くにもなることもあり、それなりの含み益になっています。

私の場合、インデックス投資がプラス収支になっていることで、株のトレーディングは無理めの売買をしなくてもいいという心の余裕を持てています。そうした余裕が、投資機会を有効に生かす方向に発揮できればいいな…と考えています。

「インデックス投資の方がおそらく期待値が高いのに、トレーディングをする意味があるのだろうか」という自己矛盾もまま感じますが笑

シンクタンク発表の失業者数

本日はイーレックスが-21円の1,342円、イオンフィナンシャルサービスが+1円の1,094円、ネットマーケティングが+10円の615円でした。

先日、民間シンクタンクが発表した今年の失業者数見通しの試算がネットでニュースになっていました。このシンクタンクによると、失業者は最悪の試算で301万人に達するそうです。

そこまで経済が落ち込まないことを祈るばかりですが、どうなるものか…

金価格の高騰の背景とは

最近、新型コロナウイルス問題を背景とした金価格の高騰を話題で見ることが多くなってきました。

先日も金の先物価格が初めて1グラム=6,000円を突破したことがニュース記事になっていました。

金価格の上昇については、マクロ経済の背景として「米国の超金利緩和政策の副作用であるドル信認問題」があります。

このブログ記事でも取り上げましたが、今のところマネックス証券CEOの松本大氏も指摘した通りの推移になっています。

ブログ記事はこちら

金への投資を検討する個人投資家の方は、知っておいて損のない知識だと思います。

新橋・SL広場の風景が…

本日はイーレックスが+40円の1,363円、イオンフィナンシャルサービスが-3円の1,093円、ネットマーケティングが-7円の605円でした。

きょうは午後から、仕事で久しぶりに新橋に行きました。平日の日中にあれほど閑散としたSL広場を見たのは初めてかもしれません。

コロナ給付金をもらう?もらわない?

私は先週、新型コロナウイルス問題の支援策である特別定額給付金の10万円を申請完了しました。

申請して給付されるお金であるため、公職に就く人や一部の富裕層の人が「申請しません」と宣言したり、余裕のある人は辞退するべきではないかという声も出ています。

特別給付金をもらうかもらわないかでいうと、私はもらわない手はないと考えます。

そもそもこの給付金は将来の税金で返済されるお金のため、個人的には「いつか払う税金を取り戻す」という感覚です。

元々は納税者である私たちのお金であるわけで、それでいうと「もらう」「もらわない」という言葉自体も立ち止まって考える余地ありなのかもしれません。

日経平均に合わせて堅調

本日は日経平均株価の上昇に伴い、イーレックスが+40円の1,323円、イオンフィナンシャルサービスが+29円の1,096円、ネットマーケティングが+13円の612円でした。

きょうは朝から在宅ワークでした。運動不足になりがちなので、小雨が降っていましたが、午後に少し外の空気を吸いがてら散歩しました。

マネックス証券CEOの「いま買うとしたら」は…

マネックス証券の松本大(まつもと・おおき)CEOが先日、同社のオウンドメディアのマネクリで、「コロナ市場となっている今、ゼロから投資ポジションをつくるとしたら」という質問に答えています。

元記事はこちら

松本CEOの答えは、ビットコイン・金・米国株インデックスの3つでした。

米国が新型コロナウイルス問題への対策として超大規模な金融緩和に乗り出すことを論旨にして、理由を明快に語っています。シンプルなロジックで、個人的には納得できるものがありました。

マネックス証券のポジショントークもあるかも…と頭の片隅に置きつつ(同社は米国株の取り扱いがウリであり、傘下のコインチェックでビットコインも取り扱っている)、興味のある方は一読されてみてはいかがでしょうか。