イーレックスの増資の概要について

私が保有するイーレックスがおととい7日、増資(第三者割当による増資新株予約権発行)を発表しました。これを受けてきのう8日、株価は-15.1%と大きく下落しました。

今回の増資について、概要を調べたのでメモします↓

・発行した新株予約権は8万個、潜在株式数は800万株

・引き受けるのはSMBC日興証券とみずほ証券

・調達金額の見込みは約101億円

調達資金の使途は、

①カンボジアの水力発電の開発資金 22億円

②大型バイオマス発電所の新規の建設費用 21.2億円

③電力小売り事業のM&Aでつかった借入金の返済 30億円

④将来の成長投資のためのお金 28.4億円

今回の増資で既存株の最大希薄化率は15.67%を算出していました。

きのう7日の株価下落率は-15.1%だったので、今回の増資の影響は数字上はほぼ織り込まれました。

私は同銘柄を継続保有するか売却するか検討して、継続保有することにしました。

主な理由は以下の通りです。

・売上高が伸長する限り、グロース株として期待できるから

・成長企業が増資で資金調達することは、経営戦略としては合理性があるから

今回の調達資金の使途に関して、私が懸念するリスクは以下の通りです。

・カンボジアの水力発電事業がどれくらい有望なのか、自分では判断できない

・これまでのM&Aでつかった借入金の返済に充てることが、経営的に妥当なのか評価できない

次回の四半期決算まで保有し、売上高の進捗を確認して、あらためて保有か売却かの判断をしたいと思います。

参考:イーレックスが発表した今回の増資の説明資料

イーレックスが増資の発表で大きく下落

本日はイーレックスが−192円の1075円と大きく下落し、GMOペパボが+90円の4620円、ネットマーケティングが+13円の616円でした。

イーレックスはきのう7日の引け後に、みずほ証券などを引き受け手とするMSワラント800万株の割当増資を発表しました。きょうの下落はそれを受けてのもので、−15%超と既存株主には痛手になりました。

イーレックスについては割当増資の内容を自分なりに調べて、保有か売却かの判断をしようと思います。

日産はなぜ政府保証1300億円を得られたか

朝日新聞デジタルがきのう7日、日本政策投資銀行が5月に決めた日産自動車への1800億円の融資のうち、1300億円に政府保証がついていたと報じました。

朝日新聞デジタルの記事はこちら

これは日産の返済が滞れば、1300億円の約8割にあたる1000億円を、政府が返済するということです。原資はもちろん税金です。

日産自動車は関連部品メーカーなども含めると雇用のすそ野が広く、経営不安はなるべく取り除かなくてはいけない―という理屈は、当然立つでしょう。

そうした正論を踏まえつつですが…

日産自動車の本社所在地は、こんど新総理大臣となることが確実となった菅官房長官の地元選挙区です。

この事実もまた、知っておいて損はないと私は思います。

GoToキャンペーン申請は14日まで

本日はGMOペパボが−170円の4530円、ネットマーケティングが+16円の603円、イーレックスが-1円の1267円でした。

きょうは8月に近場を旅行したときの精算で、GoToトラベルキャンペーンの補助金を申請しました。

同キャンペーンの申込期限は今月14日までとなっています。あと1週間しかないので、夏休みに旅行して対象となる方はご注意を。

【2020.8月 第5週】今週の振り返り

きょう9月5日時点の保有銘柄の含み損益は以下の通りです。

ネットマーケティング 587円 / 200株 / 117,400 / +14,800 / +14.42%

イーレックス 1,268円 / 200株 / 253,600 / +1,400 / +0.55%

GMOペパボ 4,700円 / 100株 / 470,000 / +17,500 / +3.86%

(現在値 / 保有数 / 時価評価額 / 評価損益額 / 評価損益率)

バイオンテック(BNTX) @88.78$ / 150株 / 13316.97$

モデルナ(MRNA) @79.77$ / 50株 / 3988.40$

(取得単価 / 保有数 / 取得原価)

BNTXは4日夜の時点で約41万円の含み損、MRNAは約9万円の含み損

米国市場は軟調になってもおかしくない流れになってきました。

継続保有したい銘柄の優先順位をあらためて確認して、必要な損切りはちゅうちょなくできるように心構えしておきたいと思います。

日経平均株価はコロナ前に戻ったけど

きのう3日、日経平均株価は終値が2万3465円となり、2月20日以来の高値となって、3月の新型コロナウイルス感染拡大による暴落から完全に値を戻しました。

朝日新聞デジタルの記事はこちら

米国などと同様に、コロナ対策のための超大規模の金融緩和による株価支えであることは明白です。

ほぼあらゆる業種の企業の業績はコロナショックからまったく持ち直していませんが、今回の金融相場はしばらく続きそうな気配があります。

拭えない違和感や「いつか大きな反動がくる」という怖さを持ちながら、この相場にどう対峙していくべきか。私はいち個人投資家として、何よりも過大なリスクを取ることだけはしないよう戒めていこうと思います。

今どき珍しい?マックカフェを発見

本日はGMOペパボが−5円の4855円、ネットマーケティングが−3円の592円、イーレックスが+6円の1286円でした。

本日は出先でマクドナルドのカフェ「マックカフェ」を見かけたので立ち寄ってみました。

記憶違いかもしれませんが、何年か前に多くの店舗を撤退したと聞いたので、久しぶりに見かけたなと思って…

見晴らしのいい風景のある店舗で、アイスコーヒーを注文したのですが、グラスも「マックカフェ」のロゴがあって雰囲気を楽しめました。

投資スタイルは順張り派?逆張り派?

投資において順張りと逆張り、どちらが儲ける勝算が大きいでしょうか?

私は「どちらもスキルしだいで、スタイルの違いにすぎない」と思っています。

例えばウォーレン・バフェットは逆張りだし、順張りでいうと、日本では著名トレーダーのcis氏などが代表的な存在でしょう。

個人投資家が順張りと逆張りのどちらのスタイルを選ぶかは、私は、その個人の持って生まれた性格や、投資以外の競争の成功体験・失敗体験によってくるのではないかと考えています。

直感的に順張りと逆張りのどちらを好むのか。これまでの自身の人生を振り返ってどちらに指向があるのか。投資スタイルに悩む投資家は、そういった自問自答をしてみると自らの内側にヒントを見出せるかもしれません。

今月からマイナポイントが開始

本日はGMOペパボが−80円の4860円と反落し、ネットマーケティングが−7円の595円、イーレックスが+9円の1280円でした。

9月から最大5000円のキャッシュバックに相当するマイナポイントがスタートしました。

申込数は低調なようですが、マイナンバーカードを持っていたらスマホアプリをダウンロードすることで比較的に簡単に手続きできます。

私は先月に申込みしました。多少の手間をいとわなければ、申込みしてもいいと思います。

バフェットに乗るなら商社株を買うよりも…

おととい8月31日、米国の著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイが、日本の5大商社株を5%ほど保有していることが明らかになりました。

これを受けて、きのうまでの2日間にかけて、5大商社の株式は10%近くの急上昇をしています。バフェット氏の投資を知って、乗っかり買いした個人投資家も相当数いるのではないでしょうか。

バフェット氏の投資に乗るのであれば、もっと直接的に、バークシャー(BRK)の米国株を購入するのも良いと思います。

同社は個人投資家でも買いやすいようにB株という区分を設定しており、日本円で2万数千円から単元株を購入できます。

既に値動きが上に同意づいた5大商社株を買うより、バークシャーへの直接投資の方が、長期的には報われるかもしれません。