【2020年のアトランティス的5大ニュース】4、5位

2020年も残すところあと4日となりました。

年末企画として、私アトランティス市場の個人的な「投資にまつわる5大ニュース」で1年間を振り返ってみたいと思います。

きょうは第4、5位を紹介。

☆第5位 GMOペパボの乱高下に振り回された

8月に購入したGMOペパボに(3633)は、株価の乱高下に振り回されました。

8月28日に購入したときの株価は4520円。そこから個人経営のECを支援する事業として注目を集めたようで短期間に急上昇し、10月15日には年初来高値の6960円まで到達しました。実に2カ月弱で54%の上昇でした。

そこからジリジリと下がり、11月下旬には通期業績の見通しを発表して再び急上昇。現在は5500円台となっています。

1日に5-6%の値動きをすることも珍しくなく、さながらジェットコースターに乗っている気分です。

現在も保有しているので、決算は欠かさずチェックします。

☆第4位 ビットコインが予想外の暴騰

暗号資産のビットコイン(BTC)は目下、予想を上回る暴騰を見せています。

11月26日に初めて50万円分を購入したのですが、そのときはほぼ1BTC=200万円でした。きょうつい先日にはは1BTC=285万円にタッチした瞬間があり、1カ月しない間に40%以上の上昇となりました。

BTCは世界中で行われている超大規模な金融緩和が継続する間は、基本的に上昇トレンドだと見ています。私も自分が取れるリスクの範囲内で、継続保有するつもりです。

再生可能エネルギー銘柄が好調

ここ数日、再生可能エネルギーの銘柄群が好調です。

私が保有するイーレックス(9517)はきのう24日、年初来高値を更新しました。

以前に銘柄分析で取り上げたエフオン(9514)も昨日、+8.42%の1314円で引けて年初来高値を更新しています。

創業社長の剛腕に期待できるグリムス(3150)は値動きをチェックしているのですが、このトレンドが続くようだと買いたくなってくるかも…

市場のカネ余りを背景に、再生可能エネルギーというテーマには資金流入が続いているようです。

このブログでは再生可能エネルギーのテーマ分析もしていますので、興味のある方はのぞいてみてください。

イーレックスが年初来高値に

本日はイーレックスが+71円の2103円まで上昇し、年初来高値を更新しました。GMOペパボは-160円の5670円、静岡銀行が+10円の755円、ネットマーケティングが-9円の626円でした。

きょうはクリスマスイブです。

近所のケーキ店には午後の早い時間から行列ができていました。

そのお店にはカフェが併設されているのですが、クリスマスケーキの箱が所せましに並べられて臨時休業でした。

新型コロナで外出自粛が続いていることもあり、家でケーキくらいは…という人たちが多いのかもしれません。

リアル半沢直樹が誕生?

本日はGMOペパボが-170円の5730円、イーレックスが+72円の2032円、静岡銀行が-7円の745円、ネットマーケティングが+14円の635円でした。

三菱UFJ銀行の新頭取にリアル姓の半沢氏が昇格することが一部で報じられています。

ブルームバーグの記事はこちら

しかもこの話題になっている半沢淳一氏、「半沢直樹」シリーズの原作者の池井戸潤と旧三菱銀行で同期だとか…

もちろん偶然の一致でしょうが、ここまで出来すぎな話になってくると、三菱UFJ内の人事会議でどういうやり取りや会話がされたのかに興味を覚えます笑

GoToトラベルの還付金、振り込まれた

以前にGoToトラベルの還付金がまだ振り込まれないという記事をアップしましたが、その続報です。

夏の8月の旅行の分で9月に入金予定だった還付金がきのう22日、無事に指定の銀行口座に振り込まれました。

SNSなどを見ていると、私と同じ状況だった方々も多数、同日に還付金を受け取れたようです。

私が声を上げたからではありませんが笑、インターネットでも「どうなっているんだ」という声がボチボチ出始めていたので、事務局も振込作業を早めたのかも…

いずれにしても小さな金額ではありませんので、今年のことが年内に決着して良かったです。

今年は仕事納めもなくなった

本日はGMOペパボが-200円の5900円、イーレックスが-75円の1960円、静岡銀行が-5円の752円、ネットマーケティングが-26円の621円と、保有銘柄はすべてマイナスとなりました。

日経平均株価は1%超のマイナスと調整しました。最近は一本調子で上がっていたので、水の冷たさを感じた投資家の方も多いのではないでしょうか。

私の会社では今年、例年恒例となっている年末の仕事納めのセレモニーをしないことになりました。新型コロナウイルスの感染を予防するため、不要不急の集まりを避ける…ということです。

気分的にどことなく締まらない年の瀬にはなりそうですが、合理的で良いことだと思います。

保有資産を追加購入

本日はGMOペパボが-60円の6100円、イーレックスが+90円の2035円、静岡銀行が-4円の757円、ネットマーケティングが-1円の647円でした。

本日は日中、暗号資産のビットコイン(BTC)を追加購入しました。

私はBTCは当面、値上がりが続くと見ています。

購入の詳細はまたこのブログに書こうと思います。

年末に確認したいお金・投資のこと

年末年始が迫ってきました。今週で仕事納めになる方も多いのではないでしょうか。

この時期になると、年内にお金・投資のことで済ませておきたいこと、確認しておきたいことがいくつか出てきます。

たとえば…

・年末調整の書類提出は済んでいるか

・含み損の保有株式について、損出しクロス売買はするべきか

・ふるさと納税は寄付額の上限までいくらくらい残っているか

・証券口座や銀行口座の資金移動は、年末年始休みまでにしなくて大丈夫か

など…

この冬は新型コロナウイルスの感染が拡大しており、忘年会がまったくないという方もいると思います。

恒例の飲み会がないのは寂しいものですが、ここはひとつ前向きに、上記のようなお金・投資のやり残しがないかゆっくり振り返る時間があると考えるようにしたいものです。

豊田章男会長の苦言に思うこと

本日はGMOペパボが-170円の6160円、イーレックスが-13円の1945円、静岡銀行が+2円の762円、ネットマーケティングが+30円の648円でした。

政府が掲げた「2030年代に新車のガソリン車販売をなくす」という目標に対して、日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)が苦言を呈したことがニュースになっています。

毎日新聞の記事はこちら

実際問題として欧米諸国や中国などがEVシフトを鮮明にしている中で、日本だけハイブリッド車をメインストリームにしていていいのかということはあります。

それとは別に私が感じたのは、政府がこの方針を掲げる際に、トヨタ自動車のトップにすら根回しをしていなかったのだなという背景に透けて見える状況です。

良い悪いはさておき、菅政権は財界とはこれまでと異なるスタンスで対峙していくのでしょうか…

BNTXとMRNA、売買まとめ

私は新型コロナウイルスのワクチンを開発するバイオンテック(BNTX)とモデルナ(MRNA)を7月に購入して、今月までにすべて売却しました。

両銘柄の売買履歴と損益をまとめて、振り返ってみます。

☆BNTXとMRNAの売買履歴

7/1 BNTX 買 @70.86 20株 1424.51$

7/14 BNTX 買 @83.64 70株 5876.8$

7/15 BNTX 買 @81.65 60株 4921.0$

7/22 MRNA 買 @79.77 50株 4008.14$

7/27 BNTX 売 @87.50 150株 1,427,269円 -3,973円

7/28 BNTX 買 @88.78 144株 12784.32$

11/12 MRNA 売 @83.0 50株 433,343円 -1,263円

11/13 BNTX 売 @109.0 109株 1,190,461円 +189931円

12/14 BNTX 売 @126.86 35株 457,863円 +135,057円

合計損益 +319,752円

MRNAは為替差損益の認識時点の関係で損失計上。実質的には約1万3000円のプラス。

売買履歴を振り返ってのポイントは以下の通りです。

①MRNAは大きな利益を確定できず

両銘柄の第3臨床試験の結果公表を目前に控えた11月中旬に、「結果がダメだった場合のリスク」はBNTXだけに留めようと決めたため、MRNAを手放しました。

その後、MRNAは大きく値上がりしました。結果的に機会損失しています。

②BNTXは7月下旬に一度売却→買い直し

BNTXは7月下旬、米国のワープスピード計画による大量のワクチン購入が決定し、一時@105ドル近辺まで急上昇。その後、ズルズルと後退する時期がありました。

私はこの時期に損切り下限の@88ドルに引っかかり、いったん全150株を売却しました。

直後に値下がりが止まったため、ほぼ同量の144株を買いなおしました。

こちらも結果的に往復の手数料を支払い、若干の損を出しています。

③8-10月は含み損で保有

両銘柄とも8-10月は含み損で保有し続けました。最大で-20%くらいの含み損になりましたが、自分の取るリスクとしては許容範囲内だったのでギブアップには至りませんでした。

④BNTXは2回に分けて売却

BNTXは11月下旬、米国の医薬食品局(FDA)の緊急使用許可が下りる公算が高まったところで、保有数のほぼ3/4にあたる109株を売却しました。

これは投資したお金のほぼ大部分を回収するための判断でした。

残り1/4にあたる35株はFDAの緊急使用許可が正式に下りた直後、すべて売却しました。

☆売買を振り返って

製薬系のベンチャー企業の投資は極めてハイリスク・ハイリターンです。

開発している医薬品に効果がないことが分かった場合、株式は最悪で紙くずになるリスクがあります。

私はこのリスクだけは避ける売買を徹底しました。

BNTX、MRNAとも、最初に買った株式を12月までずっと保有していれば、大きな利益確定を出せました。また、私が売買した期間では、8-10月が一番の買いどきでした。

ただ、それはいま振り返って初めて分かる結果論です。

両銘柄とも7月に購入してからドタバタと売買を繰り返したりもしましたが、最終的にそれなりの利益を確定できました。

今回の売買に関しては、おおむね私が描いていた投資方針に沿って売り抜けられたので、満足しています。