TOBの対象となったら③ 市場売却を試みる

NTTドコモから公開買付(TOB)の対象となった住信SBI銀、私は保有する100株をどう売却するか試行錯誤します。

正規のルートといえる「TOBに応じて売却する」は、公開買付代理人である大和証券に口座を開設する必要があることが分かりました。

私は大和証券の口座を開設していないので、その手続きをどうにかパスしたいと思いました。

そこで思いついたのが「普通に市場で売却する」という手段でした。

NTTドコモが発表した買付価格は4900円。

私はTOB発表後に2営業日連続でストップ高となった後、3営業日目にあたる今週月曜日に1株4900円の指値で売却指示しました。

結果は…

この3営業日目に売買は寄り付いたのですが、寄り付き価格は最高値で4885円で、私は売却することができませんでした。

当然ですが、1株4900円の買付価格と同額で売却しようとしても無理です。

売却には手数料や何らかの事務手続きが発生するはずなので、買い手に明らかにノーメリットなので。

実はダメ元で4900円を指値としたのですが、やっぱり欲をかきすぎてダメでした。

ということで、あらためて指値を下げて売却を試みることにしました。(続く)

トヨタ自 祖業買収で1.9%上昇

本日は住信SBI銀が±0円の4880円、アズパートナーズが-30円の2339円、イタミアートが-5円の1026円、三菱UFJ銀が+3.5円の1980.5円、ABホテルが±0円の1438円、SHINKOが±0円の2200円、トヨタ自動車が+49.5円の2724.5円、イーレックスが-4円の776円、スカイマークが+2円の515円でした。

トヨタ自動車は祖業であるグループ企業の豊田自動織機を公開買付(TOB)することを発表して、株価が1.9%上昇しました。

一方で、豊田自動織機は株価が12%と急落しました。

トヨタ自が提示したTOB価格1万6300円が、豊田自動織機の前日終値より安かったために起きた現象です。

豊田自動織機がTOBされるという観測報道が出た後、同社の株価は40%ほど上昇していました。

その期待分のプレミアムが剥がれたということですが、ホルダーとしてはなかなか承服しかねるところだったのではないでしょうか…

TOBの対象となったら② 公開買付代理人

NTTドコモによる公開買付(TOB)の対象となった住信SBI銀、100株を保有する私に、同銘柄を置くマネックス証券から公開買付代理人に関する連絡がきました。

TOBの銘柄は公開買付代理人に対して、買付に応じる申込をしなくてはならないそうです。

マネックス証券からの連絡の要点は以下の通りでした。

・公開買付代理人は大和証券となった

・公開買付の応募手順は、

①大和証券に口座を開設する

②大和証券に公開買付応募申込書を請求する

③大和証券に住信SBI銀を移管する

④大和証券に応募申込書を提出する

※なお、移管〆切日は概ね1カ月(マネックス証券必着の日付)

さらっと書いてありましたが…

私の感想は「いや、これ面倒くさいな!」

でした。

私は大和証券に口座を開設していないので、まず開設手続きから始めなくてはいけません。

そして大和証券には住信SBI銀のTOBでお世話になった後、株式売買などでお世話になることはまずなさそうです。

どうしたものかと考えて、私が考えたのは「市場で売却する」という手段でした。(続く)

ミスタープロ野球・長嶋茂雄氏が死去

本日は住信SBI銀が、±0円の4880円、アズパートナーズが+46円の2369円、イタミアートが-5円の1031円、三菱UFJ銀が-13円の1977円、ABホテルが+6円の1438円、SHINKOが-12円の2200円、トヨタ自動車が-16円の2675円、イーレックスが-5円の780円、スカイマークが-2円の513円でした。

「ミスタープロ野球」と呼ばれたプロ野球・巨人の名三塁手、長嶋茂雄氏が本日午前6時39分、肺炎のため死去しました。

私は現役時代の活躍を見たことがない世代ですが、日本プロ野球史上で不世出のスーパースターだったことは論を待たないところだと思います。

いち野球ファンとして心から哀悼の意を表します。

TOBの対象となったら① 前説

私は住信SBI銀を100株保有しているのですが、同銘柄が先週の5月29日、NTTドコモから公開買付(TOB)されると発表されました。

過去にも何度か保有銘柄がTOB対象になりましたが、確実に上場廃止が見通せるので売却しなくてはならなくなった…というのは初めてです。

何をどうすればいいのかネットで調べてみたのですが、一般論的な解説ばかりで、大いに参考になったというものはありませんでした。

ということで、個人投資家のはしくれとして、これから今回の住信SBI銀を通して私自身のTOB体験をつづっていこうと思います。

将来、TOBに直面した投資家たちのちょっとした参考になればいいな…

住信SBI銀 4880円で寄り付き

本日は先週金曜日まで2営業日連続で寄らずのストップ高だった住信SBI銀が、+195円の4880円で寄り付きました。

NTTドコモが公開買付(TOB)を4900円で提示しており、ほぼその株価まで寄せています。

アズパートナーズが+69円の2323円、イタミアートが+25円の1036円、三菱UFJ銀が-35.5円の1990円、ABホテルが-1円の1432円、SHINKOが+30円の2212円、トヨタ自動車が-78円の2691円、イーレックスが+7円の785円、スカイマークが-2円の515円でした。

住信SBI銀は4875~4885円で売買成立しており、今後もこの価格帯で市場取引となりそうです。

なお、公開買付代理人は大和証券となっています。

住信SBI銀 2日連続のストップ高

本日はNTTドコモが公開買付(TOB)を発表した住信SBI銀が+700円の4685円で、2日連続のストップ高となりました。

TOB価格は1株4900円なので、来週もこの価格まで寄せていきそうです。

アズパートナーズが-26円の2254円、イタミアートが+6円の1011円、三菱UFJ銀が+26円の2031円、ABホテルが+2円の1433円、SHINKOが-23円の2182円、トヨタ自動車が+15円の2749.5円、イーレックスが+29円の781円、スカイマークが-4円の516円でした。

住信SBI銀はいずれ換金することになるので、次の有望銘柄を探すか現金待機させておくのかを考えていこうと思います。

住信SBI銀 NTTドコモの買収価格を考える

きのう29日、NTTドコモが住信SBI銀を1株4900円で株式公開買付(TOB)すると発表しました。

私は住信SBI銀を100株保有しており、トリプルバガーでの売却が事実上決まりました。

NTTドコモが発表した1株4900円の買収価格は、昨日の始値3285円に対して49.2%のプレミアムを乗せたことになります。

NTTドコモが住信SBI銀を買収するという観測は、昨年も出ていました。

住信SBI銀の上場来高値は、昨年2月の場中でマークした5140円です。

NTTドコモはこの価格を意識しての1株4900円だったのかな…と感じています。

私自身、ホルダーとして「最高値で売り逃した」というガッカリ感のない提示価格なので、NTTグループの“品の良さ”を感じています。

住信SBI銀 NTTドコモがTOB発表

本日はNTTドコモが住信SBI銀を1株4900円で株式公開買付(TOB)することを発表しました。住信SBI銀は+700円の3985円でストップ高となりました。

アズパートナーズが-6円の2280円、イタミアートが-14円の1005円、三菱UFJ銀が+42円の2005円、ABホテルが+9円の1431円、SHINKOが+1円の2205円、トヨタ自動車が+103円の2734.5円、イーレックスが-2円の752円、スカイマークが+3円の520円でした。

私は住信SBI銀を100株保有しており、NTTドコモのTOBにヒットしました。

株価1577円で購入したので、トリプルバガー達成でフィニッシュとなりそうです。

四季報先取り号投資は上手くいくか

来月、6月には東洋経済が発行する四季報の最新夏号が発売されます。

それに先立って、東洋経済オンラインでは四季報先取り号が公開され始めました。

四季報先取り号は利用したこともある方も多いのではないでしょうか。

四季報の最新号に掲載される有望銘柄を、書籍が発売される前に先出しでチェックできるものです。

私は数年前、四季報先取り号による先回り投資を試したことがありました。

世の中には同じことを考える人が当然多くいるわけで、私に限っていえばこの投資法は勝ち負けがよくてトントンくらいでした。

大抵は自分と同じように先取り号を見た投資家が、自分と同じように買い向かいますし、何だったら先取り号の公開前に、既に株価が上がっているケースもままありました。

もっと研究すれば、この投資法にも金脈はあるのかもしれません。

うまいこと攻略法を見つけている人は、決して公にはしないだろうな…とも思います。