ロシアの徴兵 株価下落のリスク要因はここかも

先週から国内外の株式市場が大きく下落しています。

先週、米FOMCで発表された3回連続0.75パー背の利上げは事前の予想の範囲内だったので、この下げ方は他の要因を考えた方が良さそうです。

思い当たるのは、ロシアでウクライナ情勢の戦局不利を覆すために打ち出された徴兵制です。

これ自体はうまくいかないだろうというのが大方の見方ですが、ここで手詰まりになるといよいよプーチン大統領が核使用に踏み切るのではないか…という恐れが、いまの株価に影響を及ぼしているのではないでしょうか。

ミズホメディー 現状と冬の見通しを考える

新型コロナウイルスの検査試薬を手がけるミズホメディー(4595)について、現状と冬の見通しを考えてみます。

☆現状

・株価 2800円前後

→配当利回りは6%台後半

・この3カ月間での最高値 7月27日の3320円(場中)

→7月はオミクロン株の感染第7波があり、株価が大きく上昇した

☆冬の見通し

・インフルエンザとともに、コロナも再流行するかもという予想がある

コロナの感染が広がる「第〇波」は、これまでのパターンだと2カ月サイクルです。

前半1カ月間で感染者数がピークに達して、そこから後半1カ月間をかけてピークアウトしていきます。

このサイクルにあてはめていえば、9月終わりの現在は「(8月に)第7波が収束して1カ月間が経つ」といった状況です。

ミズホメディーの株価は、感染第〇波による感染者数の増大と相関して上がっていく傾向を読み取れます。

配当利回りが高止まりしていることを株価下落のセーフティーネットと見なせば、冬に新たな感染第8波がくるという予想が出てきたときは、現在の株価水準ならアップサイドの余地があると見ています。

【競馬】きょうはGⅡオールカマー

きょう25日(日)の中央競馬は GⅡオールカマー(中山11R)があります。

天皇賞・秋の前哨戦で、1着馬には同レースへの優先出走権が付与されます。

8番枠に入ったのが20年の牝馬3冠馬・デアリングタクト。

2年前の秋華賞から勝利が遠ざかっていますが、ここで復権の快走を期待したいところです。

予想はスポニチAI競馬予想SIVAを参考にしています。

【2022.9月 第3週】今週の振り返り

きょう9月24日時点の保有銘柄の含み損益は以下の通りです。

イーレックス 2,904円 / 200株 /580,800 / +328,600 / +130.29%

タナベ経営 632円/ 300株 / 189,600 / -33,600 / -15.05%

サイゼリヤ 2,691円/ 100株 / 269,100 / -34,800 / -11.45%

ABホテル  1,953円/ 300株 / 585,900 / +195,600 / +50.11%

ペイロール  732円/200株 / 146,400 / -3,800 / -2.52%

ペットゴー  884円/ 100株 / 88,400 / -5,000 / -5.35%

ビーウィズ 1,379円/ 100株 / 137,900 / -300 / -0.21%

(現在値 / 保有数 / 時価評価額 / 評価損益額 / 評価損益率)

BTC 0.713BTC / 1,524,853円

(取得単価 / 保有数 / 取得原価)

BTCは+29.2%・約45万円の含み益

今週は21日に米国でFOMCがあり、FRBのパウエル議長が3回連続での0.75%の利上げを明言しました。

米国市場は1%の利上げもあるという観測が出ていたため、株価の下げ幅は限定的なものに留まりました。

日本は引き続き大規模な金融緩和を維持する方針です。

日銀は為替介入も実施しましたが、これは円安の昂進に対してパフォーマンス的な意味合いに留まるものです。

日米の金利差を背景に、円安はまだ進んでいくと見ています。

マイナンバーカード 普及しないネックはカードだから?

政府の発表によると、マイナンバーカードの普及率は最新の数字で約47%とのことです。

悪くない数字だと思いますが、90%超を目指す政府にとっては「まだまだ」ということで、マイナポイントカード付与の期限も年内いっぱいまで延長となりました。

マイナンバーカードの普及はなぜなかなか進まないのか?

私は要因の一つとして「プラスチックのカードを配ろうとしているから」を挙げます。

実際に交付手続きになると、最後の受け渡しが市町村役場の窓口になります。

カード作成→役場への送付→対象者への連絡→役場の窓口に受け取りにいく日程調整…と、ここで事務作業がかなり煩雑になっている印象です。

スマホを持っている人たちにはプラスチックカードにこだわらず、アプリで取得・操作できるようにすれば効率的だと思うのですが…

コロナ接触感染を確認するアプリ「cocoa」の体たらくを見ると、期待できそうにないですね…

国葬を目前にアベノミクスを思う

安倍晋三元首相の国葬が27日に執り行われます。

国葬を間近に控えて、私自身は安倍首相が推進した経済政策、いわゆるアベノミクスを思います。

アベノミクスは平たくいうと三本の矢(金融緩和、積極財政、成長戦略)で毎年のインフレ率2%を実現させて、デフレ状態を脱却して経済成長と雇用拡大を図ろうという政策でした。

年間のインフレ率2%は安倍首相の在任中はついに達成できず、そうした意味で狙い通りに成功したとは言い難いという評価です。

自分自身に引き付けていうと、アベノミクスで日本全体の株価が大きく上昇した約10年間は、ちょうど投資を始めてインデックス運用によってその恩恵を受けた期間でした。

日本株のインデックスはポートフォリオに占める比率が約40%で、資産形成に大きく貢献しました。

「アベノミクスで日本は復活する」という明確な狙いがあった訳ではありません。

投資というのは時代の流れに乗れるかどうかという運に大きく左右されるものだということを、安倍首相の国葬が間近となったいま、ひしひしと実感しています。

あす未明にかけて米FOMC

本日はABホテルが+52円の1968円、イーレックスが+13円の2877円、タナベ経営が-8円の640円、サイゼリヤが+4円の2686円、ペイロールが+5円の742円、ペットゴーが-17円の895円、ビーウィズが+26円の1411円でした。

日本時間の今夜遅くからあす22日未明に米国ではFOMCがあります。

政策金利のアナウンスによっては市場も大きく反応しそうです。

きのう20日には「この3日間は小幅な値動き」と書いてしまいましたが、FOMCの日程を1週間勘違いしていました…

米国債10年物 金利3.5%が目を引く

米国では物価高の上昇率に歯止めをかけるため、FRBがタカ派に近い金利政策をアナウンスしています。

これを受けて、米国債10年物の金利が3.5%まで上がってきました。

私が見てきたこの10年くらいの米国債10年物の金利では、最高水準になっています。

昨今の円安になる前に買ったドルを持っている投資家にとっては、真剣に投資を検討したい金利になってきているのではないでしょうか。

私自身も、現物の米国債への投資を考えてみてもいいかも…と思い始めています。

3連休明け 市場は安全運転

本日はABホテルが-1円の1916円、イーレックスが-15円の2864円、タナベ経営が-2円の648円、サイゼリヤが+6円の2682円、ペイロールが+10円の737円、ペットゴーが-23円の912円、ビーウィズが+37円の1385円でした。

本日はシルバーウィークの谷間、3連休明けの市場でした。

今週後半の3連休を控えての3営業日で、初日は売買とも出来高は大きくありませんでした。

この3日間、市場参加者は安全運転となりそうな気がします。

株主優待はますます縮小していく?

近年、企業が配当とともに出していた株主優待に、縮小・廃止が相次いでいます。

合理的に考えてみればこれは当然のことです。

例えば500円のクオカードやお米券を株主優待で郵送するくらいなら、500円を配当金にした方が郵送コストや事務作業の手間を確実に削減できます。

株主優待というのは、株式投資がまだ世の中一般に普及していないときにつくられた「特別なお得意様への付け届け」のようなものだったのかもしれません。

株式投資がネット証券などで簡単にできるようになってきた時代にあっては、その非合理性をもって縮小・廃止となっていくのは必然だと思います。