【2020.11月 第3週】今週の振り返り

きょう11月20日時点の保有銘柄の含み損益は以下の通りです。

ネットマーケティング 598円 / 200株 / 119,600 / +17,000 / +16.56%

イーレックス 1,694円 / 200株 / 338,800 / +86,000 / +34.33%

GMOペパボ 5,210円 / 100株 / 521,000 / +68,500 / +15.13%

静岡銀行 783円 / 200株 / 156,600 / +3,600 / +2.35%

(現在値 / 保有数 / 時価評価額 / 評価損益額 / 評価損益率)

バイオンテック(BNTX) @88.78$ / 35株 / 3107.29$

VOO @332.41$ / 20株 / 6648.20$

(取得単価 / 保有数 / 取得原価)

BNTXは20日未明の時点で約3万円の含み益、VOOは約1万円の含み損

今週はイーレックスが前週比で約20%上昇しました。再生可能エネルギー銘柄は全般的に上がっており、過熱ぎみになっています。

米国株ではモデルナとバイオンテックを売却した資金で、ETFのVOOを約70万円購入しました。

私は次の投資戦略として「世界的な超大規模な金融緩和」の波に乗ることを考えています。VOOへの投資はその一環です。

他にもこの狙いに合った投資先は何なのか、検討中です。

イーレックスが強かった

本日はイーレックスが+104円と強く、1694円まで上昇しました。GMOペパボが-70円の5210円、静岡銀行が+2円の783円、ネットマーケティングが-8円の598円でした。

イーレックスはきょうも+6.54%と勢いが良かったです。

52週間の高値は昨年12月25日の1895円ですが、そこを伺う展開になるかもしれません。

【再生可能エネ②-5】企業分析<サニックス>

菅首相は所信表明演説で「2050年、温室効果ガスゼロの脱炭素社会を目指す」と宣言しました。

政策関連銘柄のテーマとして「再生可能エネルギー」が注目されています。

このブログでは私なりにテーマ研究をしています。

第2回「企業分析」、5回目はサニックスです。

☆サニックス(4651) 東証一部

・1978年創業、福岡市博多区、代表:宗政寛、資本金:140億円

・事業:太陽光発電の施工会社。住宅・法人向けの両方を扱い、製造・販売・施工を一貫して行う。15年からは電力小売も手がける。祖業はホーム・サニテーション事業。

・売上高 20年3月期は525億円

・当期純利益 20年3月期は18.5億円

・再生可能エネルギー事業について

太陽光発電によるソーラー・エンジニアリング事業を主要事業に位置づける。製造・販売・施工・メンテナンスまでを一貫して手がけることを強みとして、再生可能エネルギーの普及拡大に貢献する。

・寸評

【評価】☆☆(5点満点)

ソーラー・エンジニアリング(SE)事業を筆頭に掲げていますが、現在の稼ぎ頭はホーム・サニテーション事業です。

直近3期のSE事業の売上高、全売上高に占める割合は以下の通りです。

18年3月期 7621百万円 15.2%

19年3月期 10609百万円 20.9%

20年3月期 9132百万円 17.4%

決算資料などでも同社が認めている通り、電力小売がFIT価格の変更や契約世帯数の減少に影響されており、SE事業も右肩上がりの成長には至っていません。

PERは11月現在で8倍台と、再生可能エネルギーの他の関連銘柄と比べると割安です。同じ太陽光発電を手がけるウエストHDなどと比較すると、株価水準的には買いやすいといえるかもしれません。

「太陽光発電が専業という訳ではない」「SE事業の成長がまだ軌道に乗っているとはいえない」という点で、現時点で有望な銘柄とはいえないと判断します。

ホーム・サニテーション事業で築いた住宅や企業ビルなどの施工・メンテナンスのノウハウや営業ルートを、どこまでSE事業へのシナジーとして利用できるかというのが、サニックスを再生可能エネルギー銘柄として評価するポイントだと思います。

このシナジーに期待したり適正な事業分析をできるのであれば、有力な再生可能エネルギー企業へと変貌していくかもしれません。

参考:サニックスの企業サイトはこちら

次の投資先の検討をしたい

本日はGMOペパボが+250円の5280円、イーレックスが+30円の1590円、静岡銀行が+3円の781円、ネットマーケティングが-10円の606円でした。

新型コロナウイルスのワクチンが米国などで開発が進んでおり、相場も局面が変わる可能性が出てきました。

世界的に超大規模な金融緩和をしているという状況を踏まえて、次の投資先を検討・研究していこうと考えています。

【ETF】VOOについて

私は先日、ETFのVOOを購入しました。

上昇トレンドにある米国市場に乗ろうという狙いですが、このETFについてあらためておさらいしておきます。

☆VOO

・バンガードが組成するETF

・S&P500の指数に連動

・経費率0.03%

・純資産総額は10月末現在、5570億ドル(!)

・最低投資金額は11月現在、約35万円

パッシブ運用、インデックス投資では本命中の本命ともいえるETFの一つです。

私は今回、トレーディング目的で購入しましたが、メイン運用のインデックス投資の分としても保有しています。

こちらは長期保有が前提で、NISA枠で税金面でもアドバンテージを最大限に取れるようにしています。

参考:バンガード公式サイトでのVOOの説明はこちら

イーレックスが8%超の上昇

本日はイーレックスが+125円の1560円でした。GMOペパボが+50円の5030円、静岡銀行が-2円の778円、ネットマーケティングが-12円の616円でした。

イーレックスは8.7%の上昇でした。特段の材料は出ていませんが、再生可能エネルギー関連銘柄に人気が出つつあるのでしょうか…

BNTX、MRNAの売買損益

新型コロナウイルスのワクチンを開発している製薬企業のバイオンテック(BNTX)とモデルナ(MRNA)について、先週に保有分を売却しました。

【売却】

☆MRNA

・12日に売却 / 83.0$ / 50株 / 4129.36$/ -0.2%、-1,263円

☆BNTX

・13日に売却 / 105.33$ / 109株 / 11458.71$/ +20.7%、+189,931円

合計の利益確定額 188,668円

モデルナは為替差損益の認識時期の関係により、円換算では微減でした。

ドルベースでは120ドルのプラスになっています。

バイオンテックは144株を保有しており、ほぼ3/4の持ち分を売却しました。

残り35株はワクチンの製造承認を取得することを期待して、継続保有しています。

今週はバイオンテックが第3臨床試験の結果を発表する予定ですが、モデルナはここにぶつけるようにワクチンの開発状況を「95%の患者に効果がある見込み」とアナウンスを出しました。

両銘柄とも投資家の思惑が入り乱れて、値動きの上下が激しくなっています。

S&P500のETFを購入

本日はGMOペパボが-380円の4980円、イーレックスが-8円の1435円、静岡銀行が+13円の780円、ネットマーケティングが±0円の628円でした。

きのう16日深夜に、ETFのVOOを購入しました。

米国株指数のS&P500に連動するETFで、投資額は概算で約70万円です。

これまで保有していたバイオンテックとモデルナを売却したので、それで手元にできた余裕資金の一部を充てました。

残りの余裕資金はキャッシュで持っておくつもりです。

【ネットM】21年6月期・第1四半期の決算

先週11日、ネットマーケティング(6175)の21年6月期・第1四半期の決算が発表されました。

EPSが10.00円、売上高が3447百万円、売上高成長率は前期比で-19.0%でした。

同社の通期の売上高15500百万円(前期比+7.9%)というガイダンスは変更なしでした。

メディア事業に区分している婚活マッチングサービス「Omiai」の売上高は、第1四半期は1143百万円で、前期比−7.6%でした。

四半期ベースで前期比マイナスとなるのは2期連続でした。前四半期(20年6月期4Q)からはプラスに転じており、減収は3期連続でストップしました。

翌12日以降、株価は上昇しています。投資家は今回の決算短信をポジティブに評価しているようです。

今回の決算短信をどう評価するべきか?

私はとりあえず継続保有して、次の第2四半期の決算を見ることにしました。

私は同社に関して、Omiaiを成長のエンジンと見なしています。株式を保有するか売却するかについては、メディア事業(Omiai)の売上高の成長を最も重要視しています。

Omiaiの売上高についてはこの第1四半期で「前年の四半期比でマイナス」「前四半期比では減収が止まり、プラスに転じた」と2つの方向性を確認しました。

Omiaiは前年の20年期、第1四半期からずっと減収となっていました。この理由については、

競争環境が激化し、Omiaiが劣勢になりつつある

新型コロナウイルスの感染が拡大し、婚活マッチングサービス市場自体が一時的に縮小した

のどちらかだと考えています。

Omiaiは男性会員が3980円/月を基本とするストックビジネスなので、前期比で減収は容認できません。

第2四半期のメディア事業の売上高を見れば、上記の①と②のどちらが減収の理由(だった)のかはある程度見えてくると思います。

継続保有か売却化は、その時にまた判断しようと思います。

参考:ネットマーケティングの決算短信資料はこちら

GDP速報値に市場は好反応

本日はGMOペパボが-210円の5360円、イーレックスが+27円の1443円、静岡銀行が+2円の767円、ネットマーケティングが+12円の628円でした。

本日は日経平均が+2.05%の2万5906円93銭と強かったです。

内閣府は本日、7-9月期のGDP速報値を発表しました。年率換算で+21.4%と、新型コロナウイルス感染拡大で停滞していた経済活動が、夏場は活発だったという内容でした。

今朝、テレビでニュース番組を見ていたら、ちょうど9時前にニュース速報で流れていました。株式市場が開く直前に当ててきたな…という印象を持ちました。