東京ドームのTOBに三井不が名乗り

本日はGMOペパボが+90円の6310円、イーレックスが+85円の1898円、静岡銀行が-7円の778円、ネットマーケティングが+20円の601円でした。

きょうは東京ドームに対して三井不動産がTOBを実施して完全子会社化をめざすと発表しました。

TOB価格は1株1300円。26日の終値に45%のプレミアムになります。

ブルームバーグの記事はこちら

東京ドームはかねてより株主で香港のヘッジファンドであるオアシス・マネジメントから経営改善を迫られており、三井不動産がホワイトナイトして名乗りを上げた形です。

三井不動産のTOBについては、新型コロナウイルス禍でトラベル需要が大きく落ち込んでいる中で大した大盤振る舞いだなと思いました。

ともあれ、オアシスを含む東京ドームの投資家には良い収益機会だと思います。

BTCの購入について

きのう26日、新規の投資対象として暗号資産のビットコイン(BTC)を購入しました。

BTC 524,263円(2020.11/26時点)

以前から保有していたのがマネックス証券のポイントで購入していた2万4263円、新たに50万円分を購入しました。

新型コロナウイルスの感染拡大による経済の悪影響を食い止めるため、世界的に超大規模な金融緩和が行われています。

この市場のカネ余り状態は資産のインフレ化を招くものであり、私はこの波に乗るための投資対象としてBTCを選択しました。

BTCは既に前月比で40%近く上昇するなど大きく値動きしていますが、中期保有をイメージしています。

BTCの値動きの推移に関しては、これからも定期的にブログで報告します。

新規アセットを購入

本日はGMOペパボが+130円の6220円、イーレックスが+82円の1813円、静岡銀行が+3円の785円、ネットマーケティングが-11円の581円でした。

本日は新規アセットとして暗号資産のビットコイン(BTC)を購入しました。

中期保有をイメージしています。

詳細はまたこのブログに書こうと思います。

BNTX、MRNAで失敗した投資家に勧めたい一冊

新型コロナウイルスのワクチンを開発しているバイオンテック(BNTX)とモデルナ(MRNA)が、米国でワクチン承認の見込みが高まり、株価が堅調に推移しています。

一寸先は闇という側面のあるバイオ株だけに、売買で失敗した(している)という投資家の方もいるのではないでしょうか。

そんな投資家の方に私がお勧めしたい一冊が、ナシーム・ニコラス・タレブの「まぐれ」(ダイヤモンド社) です。

投資の世界では名著の一つとされており、鬼才の経済学者でトレーダーでもある作者が投資とは何かを語っています。

タレブは本書の中で「投資の勝ち負けのほとんどはまぐれだ」と指摘しています。

身もフタもない主張ですが、投資の本質をズバリと突いています。本書を通して読むと、そのことがおぼろげながらも理解できます。

いま起こっている新型コロナのワクチン開発を巡るBNTXとMRNAの株価の値動きは、「まぐれ」のケーススタディーともいえるような状況です。

私自身はBNTXの売買で利益確定をすることができましたが、それが自分の実力ではなく偶然に大きく依存しており、まったく逆の結果が出てもおかしくなかったということを本書の読書を通じて実感しています。

「勝って驕らず、負けて腐らず」ではないですが、BNTXとMRNAの売買で痛い目を見た投資家こそ、「まぐれ」を読んで得られることが多いだろうと思います。

お金を儲けた・損したというヒリヒリする体感を投資の名著の読書経験と結びつけることができれば、投資家として今よりもスキルアップできるはずです。

GMOペパボが反落

本日はGMOペパボが-120円の6090円、イーレックスが-76円の1731円、静岡銀行が-12円の782円、ネットマーケティングが-7円の592円でした。

きのうストップ高となったGMOペパボは、本日は-1.93%と反落しました。

今のところ来期の業績にも懸念材料がないので、年をまたいで継続保有するつもりです。

【GMOペパボ】通期上方修正の内容について

きのう24日、私が保有するGMOペパボ(3633)は前日比+19.19%のストップ高となりました。

20日に通期最終利益の上方修正および東証1部への変更を発表したことを受けたものです。

同社のリリースの内容をメモし、コメントを付しておきます。

【メモ】

☆通期の最終利益の上方修正

・投資有価証券を売却し、263百万円の特別利益を計上

・これに伴い、最終利益を5.42億円→7.55億円に上方修正

→EPSは104.10円→11.78円(+39.1%)

・増配も実施

→52円50銭→72円50銭(+38.1%)

☆東証1部に指定変更

・12月11日~

☆GMOグループの保有する株式の売り出しおよび新株発行

・株式売り出しは28万8600株

・新株発行は4万3200株

→既存株数に対しての比率は約0.8%

→発行に伴う調達金額は2.14億円。使途は新規人材の採用

引き受け先はいずれも大和証券。

【コメント】

私は同社の第3四半期決算の分析で、EPSが前期比でマイナスになっていることを懸念点に上げました。

今回の同社の発表で、EPSも前期比できっちりプラスになります。

東証1部への指定変更の発表と併せて、“隠し球”としてこのIR施策を出してきたのであれば、株価を上昇させる狙いは大成功だったと思います。

東証1部に指定変更されたことで、インデックス指数の採用銘柄として機関投資家の買いが入ることも株価の押し上げにつながります。

新株発行も既存株主にとっては許容範囲内の希薄化で、人材強化にお金を使うという経営戦略も歓迎できます。

全体的に満足度の高いIR発表で、私も継続保有しようと思います。

GMOペパボがストップ高

本日はGMOペパボが+1000円、19.19%の6210円とストップ高になりました。イーレックスが+113円と続伸して1807円、静岡銀行が+11円の794円、ネットマーケティングが+1円の599円でした。

GMOペパボは20日の引け後に今期計画の上方修正と東証1部への市場変更を発表し、きょう24日に一気に買われました。

上方修正に関しては、最終利益を5.42億円→7.55億円としています。

これから発表の内容を読んで、またこのブログで取り上げようと思います。

【マネックス証券アクティブファンド】10月レポ

マネックス証券が肝いりで販売しているファンド、

マネックス・アクティビスト・ファンド(愛称:日本の未来)

の10月の月次レポートを読みました。

サマリは以下の通りです。

10月末時点で…

・基準価額は9966円(前月比−4.2%)

・純資産総額は38.9億円(同-1.3%)

・51社に投資

→そのうち1/3の17社が、時価総額1兆円以上の大企業

基準価額は前月比-4.2%でした。

レポートの「ファンド運用の状況」では、特段の進捗は報告されていませんでした。

純資産総額が今年6月からの設定以来、前月比で初めて減少となりました。

アクティブファンドは資金規模が大きいほど、投資先・投資候補の企業に対して影響力を持つことができます。

この規模で収まっていくのか再び投資資金を呼び込めるか、このファンドにとっても最初の分岐点に差しかかりつつあるのかもしれません。

同ファンドの動向は来月以降もブログで取り上げていきます。

※私は同ファンドを1万円ぶん、保有しています。

参考:過去記事

7月

8月

9月

【再生可能エネ②-6】企業分析<グリムス>

菅首相は所信表明演説で「2050年、温室効果ガスゼロの脱炭素社会を目指す」と宣言しました。

政策関連銘柄のテーマとして「再生可能エネルギー」が注目されています。

このブログでは私なりにテーマ研究をしています。

第2回「企業分析」、6回目はグリムスです。

☆グリムス(3150) 東証二部(※11/24から一部に昇格)

・2005年創業、東京都品川区、代表:田中政臣、資本金:5.9億円

・事業:旧ユビキタスエナジー。中小の製造業などへの電力削減コンサル。14年に太陽光発電事業、16年に電力小売に参入

・売上高 20年3月期は155億円

・当期純利益 20年3月期は14.8億円

・再生可能エネルギー事業について

蓄電による卒FIT案件のコンサルをするなど、再生可能エネに知識・ノウハウあり。自社では太陽光発電事業も手がける。

・寸評

【評価】☆☆☆☆(5点満点)

再生可能エネルギー関連銘柄では、発電・売電ではなく「電力削減を中心としたコンサル」を主要事業とするユニークな企業です。

売上高は創業以来15期連続で右肩上がりと、成長性は文句なしです。

今月24日から東証一部入りが決まっており、直近1-2週間はインデックス採用および再生可能エネルギーへの注目によるダブルブーストで株価が急上昇しています。

現時点で株価はPER40倍に迫る水準まで来ています。成長期待が剥がれたら、株価急落のリスクがあります。

個人的には、創業社長の田中政臣氏に注目しました。

高校卒業後の99年、通信機器販売のテレウェイヴに入社。成績重視の同社で入社半年でトップセールスになるなど、いきなり頭角を現しています。

同社を独立後、05年にグリムスを創立。15年後にあたる今年、東証一部までたどり着いています。

グリムスの事業は素人の私でも非常に分かりやすいです。「省エネ、再生エネで電力料金を今より安くしますよ」。このノウハウを中小製造業に、田中社長仕込みの強力な営業力で売りまくっているのでしょう。

田中社長はグリムスの株式の51%を保有しています。これは同社を今後もワンマンで経営していくという確固たる意思の表れだと解釈します。

組織は結局、トップの器以上には大きくならないと私は考えています。いち投資家としてグリムスを眺めたとき、田中社長がここまで結果を出し続けているという事実はとても魅力的です。

「もっと株価が安いときにこの会社を知りたかった」というのが本音ですが、再生可能エネルギーの関連銘柄としては今後も注目していこうと思います。

参考①:グリムスの企業サイトはこちら

参考②:田中社長のインタビュー記事はこちら (10年ぐらい前のものですが)

【競馬】きょうはGⅠマイルC

きょう22(日)の中央競馬は、阪神11RでGⅠマイルチャンピオンシップがあります。

1番人気は先月のスプリンターズSに続く2勝目、GⅠ通算5勝目の懸かる④グランアレグリアです。

対抗は⑰サリオス、このレース連覇を狙う⑧インディチャンプでしょう。

サリオスはクラシック3冠でコントレイルの後塵を拝したイメージが強いですが、中距離路線に特化すれば名誉挽回も十分にできる実力だと思います。

予想はスポニチAI競馬予想SIVAを参考にしています。