インフレ下では現金ばかり持つのもリスクに

現在、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための経済対策として、世界中で超大規模な金融緩和が行われています。

各国の中央銀行がおカネを刷りまくっているので、経済はインフレ=お金の価値の下落となっています。

このようなインフレ下では、株式などは基本的に価格が上昇していく一方、額面が変わらない現金や債券は実質的に価値が下落します。

インフレ下では「現金だけを持っている」と資産価値が実質的に下落することになるので、資産ポートフォリオに株式などを組み入れることがリスクヘッジになります。

現在の経済は、こうしたことを意識しておくべき局面だと思います。

【競馬】きょうはGⅢシンザン記念

きょう10(日)の中央競馬は、中京11RでGⅢシンザン記念があります。

2021年の初開催は5日の東西金杯からでした。この3連休も3日間開催と、新年のレーシングカレンダーはにぎやかです。

GⅠ級のサラブレッドは冬休みの期間ですが、春競馬の有望株を探したいと思います。

予想はスポニチAI競馬予想SIVAを参考にしています。

【2021.1月 第1週】今週の振り返り

きょう1月9日時点の保有銘柄の含み損益は以下の通りです。

ネットマーケティング 642円 / 200株 / 128,400 / +25,800 / +25.14%

イーレックス 1,928円 / 200株 / 385,600 / +133,400 / +52.89%

GMOペパボ 6,060円 / 100株 / 606,000 / +153,500 / +33.92%

静岡銀行 775円 / 200株 / 155,000 / +2,000 / +1.30%

(現在値 / 保有数 / 時価評価額 / 評価損益額 / 評価損益率)

VOO @332.41$ / 20株 / 6648.20$

BTC 0.713BTC / 1,524,853円

(取得単価 / 保有数 / 取得原価)

7日深夜の時点でVOOは+5.46%・約5.6万円の含み益、BTCは+87.2%・約133万円の含み益

年末年始にかけてビットコイン(BTC)が急騰しました。

昨年12月28日時点では1BTC=約280万円でした。現在は約400万円ですので、2週間弱で+42.9%です。

私の保有分も、今のところ含み益を伸ばしています。

まだ上昇を続けていくと見ていますが、ここまでピッチが早いと追加購入のタイミングをためらいます…

日経平均株価が2万8000円台に到達

本日はイーレックスが-80円の1928円、GMOペパボが+300円の6060円、静岡銀行が+12円の775円、ネットマーケティングが+1円の642円でした。

本日は日経平均株価が+2.36%の2万8139円3銭まで上昇しました。

2万8000円台は1990年8月以来、30年5か月ぶりの水準だそうです。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言がきのう7日、首都圏1都3県に発出されました。そんな実体経済などどこ吹く風といった相場ですね…

米国のトリプルブルーに市場はどう反応するか

米国では5日に行われた上院2議席の決選投票で、大方の予想を覆して民主党が2議席とも獲得しました。

これにより上院は民主・共和党が50議席ずつとなりました。上院は決議の投票が同数の場合、副大統領が決定票を投じます。

次期副大統領は民主党のカマラ・ハリス氏が就任するため、米国の政治は大統領(バイデン氏)、上院、下院(民主党が多数)すべてを民主党が押さえるトリプルブルーが実現することになります。

これまでマーケット評では「トリプルブルーになると民主党の財政緊縮政策が通りやすくなるため、株価にはマイナス要因」と言われていました。

しかし、民主党が上院を奪取した直後の6日は、米国市場は逆に株価が上昇しました。

私は米国株も保有しているので、米国市場の動きには関心があります。大統領がトランプ氏からバイデン氏に交代するいまは潮目の転換点なので、実際のマーケットの動きを注意深く見ていくつもりです。

日米で不測事態が同時発生

本日はイーレックスが+39円の2008円、GMOペパボが-240円の5760円、静岡銀行が+17円の763円、ネットマーケティングが+8円の641円でした。

日本はつい先ほど、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う首都圏1都3県の緊急事態宣言が発出されました。

米国はジョージア州の上院決選投票で民主党が2議席獲得、さらにトランプ大統領が煽った支持者のデモ隊が連邦議会に乱入して、日米で大きな不測事態が同時発生しています。

日本の緊急事態宣言の発出は既に市場が織り込んでいるかもしれませんが、米国のほうはどうでしょうか。

7日の米国市場がどういう反応を見せるか様子見しようと思います。

私は新規投資はせず、嵐の規模を見極めるつもり…

サイゼリヤの決算説明資料は数字だらけ

きのうに続いてイタリアンのファミレスチェーンを経営するサイゼリヤ(7581)の話題です。

私はサイゼリヤを「徹底した理系思考、科学思考で経営する企業」と見ていますが、そうした企業文化が端的に現れているのが、決算説明資料です。

サイゼリヤ・20年8月期の決算説明資料

実物は上記のリンクからご覧になっていただけると分かりますが、たとえば20年8月期の決算説明資料は、全31ページのほぼすべてが経営成績の数字と棒グラフ・折れ線グラフで占められています。

内容をじっくり追っていくと、計算自体は四則計算だけで充分で、どの数字や指標も企業決算で開示される基本的なものばかりです。

IT系の新興企業などにありがちな経営成績を無理やり良く見せたいがためのトリッキーな指標や恣意性は皆無で、情緒や感情に訴えかけるイラストやレトリックもまったくありません。

例えていうなら、科学者が学会で研究成果をスライドで発表するような趣きを感じさせます。

人間の五感に関わる食を扱う企業としては、かなり異色です。

決算説明資料はその企業のことを合わせ鏡のように映しだすものですが、サイゼリヤの企業文化やDNAを理解するためには一度は見てみていいと思います。

近所の業務スーパーに立ち寄ってみた

本日はイーレックスが-134円の1969円、GMOペパボが-90円の6000円、静岡銀行が+10円の746円、ネットマーケティングが+9円の633円でした。

きょうは自宅勤務の合間の散歩で、近所の業務スーパーに立ち寄ってみました。

初めて店内の品ぞろえをしっかり見たのですが、冷凍食品のコストパフォーマンスの良さに驚きました。

肉や魚などの食材、加工食品とも、ふだん使いしているスーパーマーケットと比べると、はっきりと安くて量が多いです。

お昼の情報番組では業務スーパーの売れ筋ランキングの企画は定番ものらしいですが、主婦(夫)の方々が見たりするのだろうなと納得しました。

新型コロナ緊急事態宣言での注目銘柄

日本政府は現在、新型コロナウイルスの感染拡大が続く東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県の首都圏1都3県に対して緊急事態宣言の発令を検討しています。

実際に発令されると日本市場にもネガティブインパクトが見込まれますが、ここでは個人的に注目したい銘柄としてサイゼリヤ(7581)を取り上げます。

☆サイゼリヤについての確認

・20年8月期は売上高1268億円(国内952、海外314。海外比率は24.8%)

・きのう5日時点の株価は1833円

→直近52週間の最安値は20年4/6につけた1608円

→昨年はコロナ禍が一息ついた10月に2150円台(4月から約+30%)まで値を戻す場面も

☆私がサイゼリヤに注目した理由

・緊急事態宣言が発令したら、外食産業の株価は下落しそう

・外食の企業では、サイゼリヤに期待できそう

・昨年のコロナ禍からの株価戻りでは30%の上昇をしている

・2度目の緊急事態宣言発令で、サイゼリヤもある程度耐性ができているはず

私はサイゼリヤは「レジリエンス(しなやかな回復力)を持つ企業」だと見ています。

創業者である正垣泰彦会長は徹底した理系思考の持ち主で、サイゼリヤの経営も厳密な数字に裏打ちされた科学的なアプローチで成長してきました。

そうした企業文化やDNAは、一度経験済みの新型コロナウイルス禍=緊急事態宣言でも真価を発揮するのではと期待します。

市場全体が外食産業を悲観視して株価が極端に下がるようであれば、サイゼリヤは狙いどころになるかもしれません。

昨日はBTCが一時急落

本日はイーレックスが-96円の2103円、GMOペパボが-10円の6090円、静岡銀行が-8円の364円、ネットマーケティングが-16円の624円でした。

暗号資産のビットコイン(BTC)はきのう4日、高値の1BTC=340万円から一時270万円台まで約20%も急落する場面がありました。16時すぎから19時前まで、約3時間弱の間の値動きです。

極めてボラティリティの高いアセットですが、あらためてその激しさを目の当たりにしました…