安倍首相の辞任は株価にどう影響するか?

安倍晋三首相が先週28日、2012年末から7年8カ月続いた第2次政権に幕を引き、辞意を表明しました。

同日、日経平均株価は一時的に大きく下がりました。

今週以降、日経平均株価はどう動いていくか。私の見立ては以下の通りです。

・下落は限定的で、基本的には辞意表明前の株価の水準に戻っていく

・麻生財務相が後任の総理大臣となり暫定政権となった場合、一時的に株価も上昇する

安倍首相が辞任しても、経済政策に大きな方針変更はないはずなので、日経平均株価への影響は一時的なものに留まるはずです。

麻生財務相が後継の総理大臣となったら、暫定政権で解散総選挙にらみの政局になるのではと思います。

その場合、麻生首相=自民党が、選挙対策として消費税率の一時引き下げを打ち出してくるかもしれないと見ます。新型コロナウイルス禍への対策といえば、大義名分としても十分でしょう。

消費税率の一時引き下げが打ち出されれば、株価には瞬間風速的にプラスインパクトが働くはずです。

以上、当たらぬも八卦ということで…

コメントを残す