きのう22日、日経平均株価が終値で3万9098円68銭に達して、34年2カ月ぶりに史上最高値を更新しました。
昭和の終わりのバブル経済、平成の「失われた30年」を経ての一つの節目に、実に多くの人々が感慨を寄せています。
いま大きな関心の的となっているのが「日本市場は過熱相場になっているのか?」という点です。
34年前のバブル、その後のバブル破綻で、日本の投資家は一般的にいってリスクを忌避するようになりました。
まさにいまも「これから株を買うのは危険だ」と警鐘を鳴らす人々がいます。
私自身は、日本経済は過熱していないと見ています。
例えば、日経平均株価のPERは目下16倍台の前半です。
シンプルな指標ですが、この数字を見れば「バブルではない」というのは自明の理ではないでしょうか。