セブンイレブン 客数10%減に見る地殻変動

セブン&アイ・ホールディングスが先日、23年2月期の中間決算を発表しました。

経済メディアの記事で分析を見たのですが、私自身もその記事のポイントで挙げていたことで驚いたのが「コロナ前の19年比で、客数が10%下がっている」という事実でした。

同社の決算補足資料を調べると、以下の数字がありました。

☆中間決算 今期と19年同期比の数字(%)

・客数 89.0

・客単価 113.5

大まかにいうとコロナ前に比べて、現在は「客数が1割落ちた分を、商品を10%以上値上げすることで売上を保っている」といえます。

コロナの影響もあるかと思いますが、直感的には「物価高でコンビニから客足を1割遠のいた」というほうが実態に近いのではないでしょうか。

コンビニ各社が似たような状況なら、消えた1割のお客さんたちが代わりにどこで買い物するのかを考えるのは有効な投資戦略になると思います。

私は何となくアタリをつけているのですが、分析を進めていきたいと考えています。

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