国葬を目前にアベノミクスを思う

安倍晋三元首相の国葬が27日に執り行われます。

国葬を間近に控えて、私自身は安倍首相が推進した経済政策、いわゆるアベノミクスを思います。

アベノミクスは平たくいうと三本の矢(金融緩和、積極財政、成長戦略)で毎年のインフレ率2%を実現させて、デフレ状態を脱却して経済成長と雇用拡大を図ろうという政策でした。

年間のインフレ率2%は安倍首相の在任中はついに達成できず、そうした意味で狙い通りに成功したとは言い難いという評価です。

自分自身に引き付けていうと、アベノミクスで日本全体の株価が大きく上昇した約10年間は、ちょうど投資を始めてインデックス運用によってその恩恵を受けた期間でした。

日本株のインデックスはポートフォリオに占める比率が約40%で、資産形成に大きく貢献しました。

「アベノミクスで日本は復活する」という明確な狙いがあった訳ではありません。

投資というのは時代の流れに乗れるかどうかという運に大きく左右されるものだということを、安倍首相の国葬が間近となったいま、ひしひしと実感しています。

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