お笑い芸人の投資詐欺報道に思う事

ある人気コンビのお笑い芸人が暗号資産絡みの投資詐欺に巻き込まれて、レギュラー番組降板を余儀なくされたという報道が出ています。

仲間の芸人やスタッフにも投資を勧誘していたそうで、被害額は数億円にも及ぶとされています。

当然、投資したお金もほぼ返ってこないはずで、このままいくとそのお笑い芸人は芸能界から追放もやむなし…ということになりそうです。

このお笑い芸人を浅はかだと糾弾するのは簡単なのですが、個人的には誰かに投資の話を持ちかけることの難しさをあらためて感じました。

自分がその投資で儲かると心から信じていると、本人の気持ちとしては厚意で周囲の人々にも投資を勧誘していることになります。

だますとかハメるという悪意がないだけに、私自身は何ともいえない気持ちになりました。

そうした観点から、普段使われているのとは異なる意味で「儲け話は他人にしない」というのが、やはり結果的に正解ということなのでしょう。

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