タナベ経営(9644)が13日、22年3月期の通期決算を発表しました。
売上高はガイダンス10,200百万円に対して10,572百万円、EPSはガイダンス33.09円に対して35.06円、売上高成長率はガイダンス10.7%に対して14.7%でした。
23年3月期のガイダンスは新たに売上高11,250百万円、EPS37.13円、売上高成長率6.4%が提示されました。
アナリストのコンセンサスがないのでガイダンスとの比較になりますが、売上高・EPS・売上高成長率とも会社予想を超えました。
決算発表後、株価は上昇基調です。
おととい18日には取締役会があり、完全子会社のタナベコンサルティングを吸収分割して、純粋持ち株会社体制に移行することを決議しました。
同社が発表した文書内では、吸収分割の目的として「東証プライム上場企業に求めれるトップマネジメント体制を志向」とあります。
同社は東証プライムにカテゴライズされていくことを強く意識していることが伺えます。
そうした経営方針がある間は、業績の推移から見ても攻めの経営・上げ潮の展開を期待できると思います。