韓国のサムスン電子は7日、22年1-3月期の売上高が速報値で過去最高となる77兆ウォン(約7兆8100億円)になったと発表しました。
営業利益は14兆1000億ウォン(約1兆4300億円)でした。
売上高営業利益率は、約18.3%でした。
この数字はちょっとビックリです。
一言でいうと「こんなに凄いグローバル企業になっているのか!」という驚きです。
サムスン電子が2022年をこのペースで稼ぎ続けると、通年の売上高は日本円で30兆円ほどを見込めることになります。
これは日本企業でいうと、国内首位のトヨタ自動車の売上高(21年3月期で約28兆円)に匹敵します。
売上高営業利益率を比較すると、同年のトヨタは8%だったのに対して、サムスン電子は20%に迫っています。
つまり、サムスン電子は「トヨタなみに稼いで、トヨタよりも儲けが大きい」企業だということになります。
企業がたたき出す経営成績・数字を冷徹に見比べると、私は韓国に学ぶべきものが多くあると思います。