帝国通信工業(6763)が8日、22年3月期・3Qの決算短信を発表しました。
売上高は11395百万円、EPSは132.52円、売上高成長率は前年同期比で+32.9%でした。
期末配当は増配を発表して、+10の35円。通期では1株あたり60円となりました。
通期の業績予想はガイダンスを上方修正して、売上高14000百万円→14800百万円、EPS116.77円→153.21円となりました。
同社が生産する可変抵抗器は海外を中心に需要旺盛です。
半導体不足の影響も軽微に留まったこともあり、通期の業績予想が上方修正となりました。
今期の配当金は、増配率が+20%となりました。
もともと高配当企業として知られており、配当金狙いの投資家にはより魅力が増したと思います。
決算短信の発表を受けて、翌9日の株価も前日比+2%で引けました。
キャッシュリッチな企業で手堅い投資先ですが、目先の材料は出そろった感もあります。