コカ・コーラボトラーズジャパンがきのう8日、5月1日出荷分から、大型ペットボトル製品の出荷価格改定を実施すると発表しました。
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今回、同社は希望小売価格ではなく卸値価格を5-8%上げます。
値上げ理由は新型コロナウイルス感染拡大に伴う原材料価格の高騰を挙げていますが、本当の狙いは大手スーパーやドラッグストアの安値販売への対策でしょう。
同社は最近、こうした量販店やコンビニ向け出荷で容量の異なるペットボトルを出荷仕分けするなど、マーケティング戦略を再構築している動きが見られます。
コカ・コーラといえば、世界最高峰のマーケティングのノウハウを有していることは周知の事実です。
日本というマーケットにおいてどういうマーケティングの全体像の書き換えをしていくのか、ちょっと興味を持って見ていこうと思います。