JR東海の金子慎社長が22日、名古屋市内で記者会見し、当初計画で27年に東京・新橋-名古屋間で開業を予定していたリニア中央新幹線を、事実上の無期限延期となる見通しを明かしました。
静岡の工区が県の反対で着工できていないためで、今後も合意を得られる見通しが立っていません。
東日本と西日本の鉄道の大動脈としては、東海道新幹線が十分に機能しています。
現在は10分未満の間隔で運行しており、乗客の利便性を確保しています。
将来的には人口減になっていくことも考えると、リニア中央新幹線はそれほど必要でもないかもしれません。