ノジマとスルガ銀行で場外戦勃発か

経営再建中のスルガ銀行が27日、筆頭株主の家電量販大手ノジマの社長で同行副会長を務める野島広司氏が、6月29日開催予定の株主総会で退任すると発表しました。

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スルガ銀行は18年に投資用不動産融資(かぼちゃの馬車)の不正問題から経営危機に陥りました。

ノジマは経営再建に協力するため、翌19年10月に株式の18.5%を取得して筆頭株主となりました。

そこから約1年9カ月を経て、経営再建を巡る2社の思惑の違いが浮き彫りになった形です。

ニュースの表面だけ読んでも、18.5%の筆頭株主がこうした形で投資している会社に三行半を突きつけるのはかなり異例です。

ノジマは神奈川を中心に堅実な経営で業績を伸ばしている企業です。経営戦略を巡っての意見相違ならば、スルガ銀行のほうが分が悪いように見えます…

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