きのう14日、サイゼリヤ(7581)が21年8月期・第2四半期の決算短信を発表しました。
売上高が62869百万円、EPSは四半期純利益が-565百万円のためマイナス、売上高は前期比で-18.3%でした。
通期の業績予想は上方修正されました。
売上高はガイダンス135000百万円に対して132500百万円と下方修正した一方、当期純利益をガイダンス-3600百万円から1000百万円と黒字転換としました。
これに伴い、EPSのガイダンスは−73.91円から20.53円になりました。
当期純利益はコンセンサス144百万円なので、大きな上方修正といえます。
売上高×、当期純利益〇、当期純利益をコンセンサス比で見ればサプライズといっていい決算内容でした。
当期純利益を大きく上方修正した要因として、同社は「国内・アジア各国での新型コロナウイルス感染症に対する政府支援金があったことなど」を挙げています。
特殊要因の利益上積みになりますが、当期純利益を黒字転換させたことは大きいと思います。
私はこの第2四半期、直近の冬の新型コロナ感染拡大に伴う外出自粛により、業績を下方修正すると予想していました。
懸念していた売上高は下方修正したものの、減少率は-1.9%に留まっています。
この決算を受けて、株価は上昇すると思います。