【JT】長期保有で検討するリスク 番外編

世界4位のタバコ販売会社である日本たばこ産業(JT=2914)が先日、20年12月期の決算を発表して、株価が下落調整しました。

日本株では代表的な高配当銘柄の一つで、長期保有を目的とする個人投資家も多いと思います。

私自身がJTを保有していると想定して、長期保有のために検討するリスクをブログで連載しています。

最終回となる番外編は「代替候補の投資先」です。

☆JTの保有で検討するリスク 番外編 代替候補の投資先

たばこをつくる企業に投資したいのであれば、海外のメジャー企業が代替候補となります。

※利回りおよび最低投資金額は21年2月24日時点

☆アルトリア・グループ(MO)

・利回り7.7%、最低投資金額は約4.5万円

・米国ではたばこシェアが業界1位(43%)

・主なブランドはマルボロなど

☆フィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)

・利回り5.6%、最低投資金額は約9万円

・MOからスピンオフしてできた企業

・主なブランドはラークなど

☆ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)

・利回り8.0%、最低投資金額は約4万円

・PMIと双へきとなる世界最大規模のたばこ企業

・主なブランドはダンヒル、ケントなど

いずれもJTより大規模な企業で、配当利回りもそん色ありません。

グローバルな経営規模ということでは、JTよりスケールメリットがあると思います。

JTに投資するときは、これらの企業に投資するよりもどういう魅力・メリットがあるのかを考える必要があると思います。

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