先日、三菱UFJ銀行が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための企業支援策として、600億円の「コロナ債」を発行すると発表しました。
調達資金は中小企業への融資に充てられる見込みで、同行の本格的なESG投資と捉えられています。
私はESG投資を投資判断として検討するつもりはありません。
投資判断に関して、社会貢献という枠で選択肢を狭めたくないからです。
儲かるか儲からないかの投資判断と社会貢献は、別々の価値基準として割り切る方が自分の考え方としてしっくりきます。
例えば、ロッキード・マーティン(軍事産業)の株式を保有しながら、同社の配当金で自分のやりたい寄付をする―。個人投資家として、そうした投資活動と社会貢献はちゃんと両立すると思います。