バイオンテック 11月突入で意識したいこと

私が保有する新型コロナウイルスのワクチンを開発するバイオンテック(BNTX)は、国内外の投資家から動向を注目されています。

同社は現在、ワクチンの効果を検証する第3臨床試験(最終段階)をしており、11月3週にその結果を発表するとしています。

株価は「効果あり」なら高騰、「効果なし」なら暴落という見通しです。

いよいよ11月に突入しました。

同社がアナウンスしている第3週の結果発表を前に、想定しておくべき値下がり要因を挙げてみます。

・投資家が「開発は失敗ではないか」と悲観して、売りが売りを呼ぶ展開に

・開発従事者のリークで「効き目がない」というネガティブ情報が出てくる

前者に関しては、バイオンテックの公式発表に基かないものである限り投資家の気分的なものなので、ムードに流されなければいいと思います。

問題は後者です。

「口と耳に戸は立てられぬ」という格言通り、秘密にしておきたいことほど往々にして表に漏れ出てくるものです。

バイオンテックが公式発表する前に、内部の事情通がメディアを通じて実態を漏らしてしまうということは十分に考えられると思います。

これについては、いち投資家にはコントロールできるものではありません。

「こうしたことが起きても諦めをつけられる」くらいまで、投資金額を減らしてリスクヘッジするしかないでしょう。

フランスを筆頭に、欧州では冬を目前にして新型コロナウイルスの感染者数が再び激増しています。

こうした事情を背景に、基本的には11月第3週までバイオンテックには買い圧力が高まると思っています。

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