イーレックスの今後の見通しについて

私が保有するイーレックスはきのう13日、梶山経産相の「再生エネルギーを上位の主力電源にしていく」という発言を受けて、再生エネ関連銘柄として+7.62%と大きく上昇しました。13日終了時点の株価は1300円になっています。

イーレックスが今後どう値動きしていくか、直近の増資の推移と今後の私の見通しをメモしておきます。

☆増資について

先月に発表された新株予約権発行による第三者割当ては、先月中に割当先のSMBC日興証券とみずほ証券が、全8万個の払込を完了しました。

払込額は約100億円。イーレックスは調達資金をカンボジアの水力発電プロジェクトの投資に使うと表明しています。

☆今後の見通しについて

新株予約権の発行が発表されてから株価は最大17%超まで下落しましたが、昨日の値上がりで下落分をすべて取り戻しました。

増資による株式の希薄化の懸念は、いったん織り込まれたと考えていいのではないでしょうか。

再生可能エネルギーについては、日本だけでなく、米国でも今後の投資テーマとして注目されています。大統領選を争っている民主党候補のバイデン氏は、当選したら2兆ドルの再生可能エネルギー企業への投資を公約に掲げています。

直近の増資をこなして、日米とも再生可能エネルギーは国策テーマになりつつあるというのが現状です。イーレックスを含む関連銘柄は、当面は株価が上がる材料が出やすい状況だというのが、私の見通しです。

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