新NISAの新規需要買いを期待する銘柄として、私は三菱UFJ銀行を保有しています。
この銘柄に対して、私は以下の2つの指標の推移を見ています。
・配当利回り
・PBR
配当利回りは、新NISAを始めた投資初心者の方たちが重要視する数字だと思っています。
これはドタ勘なのですが、利回り3%くらいなら配当期待で新NISAの枠内に収める有力候補になるのではないでしょうか。
PBRは、今後の株価上昇の余地として見ています。
東証は昨今の区分変更にあたって、世界の投資家に訴える指標の一つに「PBR1倍」を掲げています。
同業種の平均的な数字との比較になりますが、PBR1倍未満なら海外投資家には概ね割安とみなされるのでは…という読み筋です。
三菱UFJ銀はきのう14日時点の株価1409円に対して、配当利回り2.91%、PBR0.59倍です。
国内の銀行業の加重平均PBRは0.7倍ほどで、同行は同業他社と比べても割安な水準といえそうです。
繰越利益剰余金は13兆円あり、増配・自社株買いできる十分な余力があります。
今後、三菱UFJ銀が増配や自社株買いを実施する可能性もあると見ています。