マネックス証券 ドコモとの提携は手数料競争への解答

マネックス証券とNTTドコモが10月4日、資本業務提携を発表しました。

マネックスグループの中核事業であるマネックス証券は、ドコモの子会社となります。

今回の資本提携をどう見るか。

私は、SBI証券と楽天証券が決断した株式売買手数料に対するマネックス証券の解答だと見ています。

ネット証券はこれまで、SBI、楽天、マネックスが3大手企業と目されてきました。

SBIおよび楽天は大きな親会社を持つ一方、マネックスは松本大CEOの才覚で成長してきた独立系の証券会社です。

株式売買手数料の無料化は、強大な資本力がないと打ち出せない経営戦略です。

マネックスはSBIおよび楽天には追随できないのは自明の理で、同社も先日に早々と事実上の手数料無料化をしないという声明を出していました。

マネックス証券はこれからどう生き残っていくのかという問題に対して、今回のNTTドコモとの提携が解答となるのだと思います。

シンプルで分かりやすい解答とその決断の速さは、当然ながら松本氏の経営者としての決断だと確信しています。

私はメインの資産運用にマネックス証券を利用しています。

引き続き、マネックスを利用するつもりです。

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