今年4月の日銀総裁人事は大きなリスク要因となる可能性があります。
現在の黒田東彦総裁は10年間の任期を経て、この4月に退任が決まっています。
故安倍晋三首相からの流れを汲むアベノミクスと異次元の金融緩和を、黒田総裁は10年間に渡って堅持してきました。
後任の総裁も基本的には大規模な金融緩和を継続するだろうというのがメインシナリオですが、昨今の情勢を見るとこのシナリオを外れたとき、日本経済には大きなネガティブインパクトが及びそうです。
日本経済の今後を占う意味で、日銀総裁人事は大きなリスク要因としてアンテナを張っておくべきでしょう。