ABホテル(6565)が10月31日、23年3月期の中間決算を発表しました。
EPSはガイダンスに19.20円に対して49.05円、売上高はガイダンス3348百万円に対して4001百万円、売上高成長率は+37.9%でした。
通期の配当は増配が発表されて、5円から8円になりました。
通期ガイダンスが上方修正されて、EPSが50.44円から84.65円、売上高が7000百万円から7700百万円、売上高成長率は+10%が提示されました。
ガイダンスを楽々と超える好決算で、発表翌日の11月1日はいったん株価が下落したものの、2日にはプラス8.84%の1896円でいって来い以上になりました。
同社発表の「業績予想と実績値との差異に関するお知らせ」には、「宿泊需要の回復」「各種宿泊キャンペーンなどが寄与」という理由が説明されていました。
新型コロナウイルスの感染を予防する行動制限が緩和されて、旅行需要の戻りを確実に取り込んでいるようです。
この冬にもし感染第8波が起こって株価が下落するような局面があれば、買い場となるかもしれません。
私は継続保有します。