日本航空(JAL)は新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、直近3期が配当金なしでした。
今期も配当金なしのガイダンスが出ており、変更なければ4期連続の無配となります。
JALはいつ配当金を復活させるか?
経営計画を見てみると、今季の23年3月期は営業利益150,000百万円、純利益104,000百万円のガイダンスを出しています。
営業利益・純利益とも最終黒字となれば、3期ぶりの「復活」となります。
さらに手がかりとして重視したいのは、1Q決算短信です。
資料8ページには今期の配当について「業績目標の達成と、2023年3月期末での復配を目指しております」と明記しています。
決算資料にこの類の表現をするのは、株主に対しては相応の意味を持つ約束といえます。
少なくとも、JALは早期に復配したいという意思を表示しているといえるでしょう。