先週の10日、イーレックス(9517)が23年3月期の1Q決算短信を発表しました。
売上高はコンセンサス30,000百万円に対して58,674百万円、EPSは同8.44円に対して28.29円、売上高成長率は+76.7%でした。
通期のガイダンスは変更なく、売上高205,600百万円、EPS135.45円、売上高成長率△10.8%です。
売上高とEPSがコンセンサスを大きく超えてきて、良い決算内容でした。
これを受けて祝日明けの12日には、株価が8%上昇しました。
電力小売は高圧、低圧とも概ね堅調でした。
電力価格の高騰に対応するため小売価格を上げており、現在のところはこちらも順調のようです。
石炭火力発電所をバイオマス対応にするプロジェクトが注目されており、これは第1弾となる新潟・糸魚川発電所の株式譲渡を無事に完了しました。
国内企業の販売電力量ランキングは7位で、これは独立系の新電力企業としてはトップになります。
再生可能エネルギーの推進は引き続き国策となっており、経営環境も良好です。
順風満帆な1Qであることを確認できたので、継続保有します。