ソフトバンクグループが8日に今期1Qの決算短信を発表して、日本企業としては過去最大となる3兆1627億円の赤字を計上しました。
ブルームバーグの記事はこちら
保有するスタートアップ株式の評価損が膨らんでいるための赤字で、詳細はたくさん関連記事が出ているので割愛します。
私が注目したのは、孫正義社長の決算短信に対する会見です。
主な発言を抜粋してみます。
・7兆円あった利益がほぼゼロになった
・21年は5兆円くらい利益を出して、やや有頂天になった
・この冬がどのくらい続くかは分からない
評価が分かれるところかもしれませんが、私は現状や心情を率直に語っていて好感を持ちました。
孫社長としては、これまでの投資がうまくいっていないことを概ね認めていると思います。
こうした場面で取り繕ったりごまかしたりする企業や団体と比べれば、ずっと良いです。
少なくとも私は、孫社長を経営者として信用できると感じました。
SBGの経営状況が苦しそうだという事実には変わりないのですが…