5月を振り返ると、日本市場は近年には珍しく米国市場と連動せずに単独で上昇しました。
5月前は日経平均株価が2万5000円台でしたが、現在は2万8000円をうかがうところまできています。
海外投資家からの買いが多いようで、私がいくつか解説記事を読んで「それはそうかも」と納得した理由は以下の通りです。
・欧米諸国に比べて、ウクライナ情勢が地理的に遠い
・米国ほどにはインフレ率が昂進していない
・上記2つの理由から、先進諸国の中では比較的に買いが集まりやすい
日本株をトレーディングしているので現状はまずまず良好…というところですが、先行きを見通すと楽観視も禁物です。
円安に起因する物価高はこれから本格化してくるはずで、「先進諸国の中ではインフレ率が低い」というアドバンテージは早晩になくなっていくはずです。
私は円安インバウンドを狙って投資ポジションを大きく取っていますが、逃げ足・出口も意識したトレーディングを心がけるようにします。