大手損害保険の各社が10月から、住宅向け火災保険料を11-13%引き上げることになりました。
「災害の増加に保険料の値上げスピードが追い付かない」というのが、業界および各社の言い分となっています。
理由のぜひはさておいて、こうした値上げに直面すると損害保険は売り手が強いビジネスだなと実感します。
自動車保険や住宅の損害保険は、そもそもクルマの運転や居住に対してほぼ強制的に購入しなくてはいけないサービスです。
買い手が「高いから買わない」という選択肢は取りづらく、今回のように大手企業が足並みをそろえて値上げしてくると、購入する側は付き合わざるを得ないのではないでしょうか。