神奈川県内を拠点とする家電大手量販店のノジマが8日、スルガ銀行と資本業務提携を解消することで合意したと発表しました。
今後、ノジマは保有しているスルガ銀の全株18.49%をスルガ銀との相対取引で手放します。
この報道に接して思うのは、両社の企業文化に隔たりがあったのかなという推測です。
ノジマはゲーム機の転売目的の購入を防止したり、70歳以上の雇用に積極的に取り組むなど、経営姿勢に倫理観を感じることが多いです。
一方のスルガ銀は、数年前に「かぼちゃの馬車」で個人向け住宅投資ローンで世間を騒がせたことを思い浮かべます。
ノジマは資本業務提携してからの付き合いで、スルガ銀の企業文化を許容できないと確信したのでは…というのが、個人的な見立てです。