そごう・西武の買い手はどこか

セブン&アイHDが参加の百貨店であるそごう・西武を売却することになり、買い手企業が現れるか注目されています。

国内企業ではきのう2日、三菱地所と三井不動産が入札に参加する意向を持っていると報じられました。

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そごう・西武は全国の主要駅の一等地に店舗を構えており、その資産価値は1500億円とも推計されています。

セブン&アイはコンビニに経営資源を集中するために手放すことを決めました。

市況が停滞気味のときに、資本力のある企業が不動産を買いあさるのは典型的な経営戦略です。

このタイミングなら、買い手は必ず見つかるでしょう。

「外資系企業に買われるのは嫌だ」という声も散見されますが、私自身は日系企業でも外資系企業でも、どちらでも良いと思います。

国籍にはとらわれず、経営への情熱と最も優れたノウハウを持つ企業が取得することが、結局はその企業の株主や地域社会に恩恵をもたらす可能性が高いのではないでしょうか。

日経平均株価が4日続伸

本日はミズホメディーが-27円の2235円、イーレックスが+18円の1527円、静岡銀行が+3円の873円、タナベ経営が+5円の635円、帝国通信工業が+32円の1364円、サイゼリヤが+47円の2744円でした。

日経平均株価は+455円の2万7533円60銭。これで4日続伸となりました。

前日の米国市場の上昇も受ける形で、少し楽観的な見通しが戻ってきた雰囲気もあります。

個人的には楽観視からほど遠い気分ですが…

今年もインデックス積立は続けた方が良い

昨年末ごろから、世界的に株式市場がグロース株優位からバリュー株優位にシフトしつつあるという論調が増えています。

個別銘柄で見ても、グロース株の代表格であるGAFAMの価格上昇が頭打ちになる一方で、これまで割安水準で放置されていた商業銀行、原油元売りなどの大企業が勢いを取り戻してきました。

こうした状況で、インデックス投資の積立はどうするべきか?

私自身は、積立額を今まで通りのままで継続していくつもりです。

ドルコスト平均法は相場のトレンドの上下に対して有利にも不利にもなりません。

…が、10年単位で先を見据えたときに、この数年間は相対的にインデックス投信が割安だったと振り返ることのできるような期間になる可能性はあります。

短期の利益を獲得するのに躍起になる必要がなければ、グロース株優位だろうとバリュー株優位だろうとインデックス投資はコツコツと継続しましょう。

ミズホMが続伸

本日はミズホメディーが+84円と続伸して2262円、イーレックスが+3円の1509円、静岡銀行が-28円の870円、タナベ経営が-9円の630円、帝国通信工業が±0円の1332円、サイゼリヤが+53円の2697円でした。

ミズホメディーは+3.86%で、きのう1月31日に続いて前日比プラスで引けました。

現状でも配当利回りが6%台後半なので、割安感はあります。