DAZNの値上げはタイミング的には悪手

スポーツ配信チャンネルの「DAZN」がきのう25日、2月22日からの価格改定と新プランを正式に発表しました。

事前に各メディアで報じられていた通り、月額プランは1925円→3000円と約1.5倍の値上げとなりました。

新たに始まる年間契約プランは2万7000円。こちらは現行の月額2250円プランから見ると約300円/月の値上げに留まりますが、好きなスポーツのオフシーズンに一時退会できなくなるので、やはり実質的な大幅値上げです。

商品マーケティングとしてこの価格改定がどうなのかは分析しきれませんが、少なくともタイミングとしては悪手だと思います。

昨年末からの大幅な物価高は食糧品や日用品まで幅広く悪影響を及ぼしており、一般の人々の消費マインドはものすごく冷え込んでいます。

こうしたとき、まず節約の対象になるのは趣味・嗜好品です。

スポーツチャンネルなどはその最たるもので、真っ先に解約の検討候補となるのではないでしょうか。

いわゆる「天の時」を得ていない施策ですが、DAZNがどれくらい「想定外だった!」となるか(または想定内なのか)、ちょっと興味を持ってみていきたいです。

コメントを残す