SBIと新生銀のTOBが決着

SBIホールディングスが11日、新生銀行に対するTOBが成立したと正式発表しました。

SBIの株式保有比率は約20%から47.77%になり、17日付で新生銀を子会社化します。

SBIによる敵対的TOBだとして世間の注目を集めていましたが、SBIの勝利で決着しました。

新生銀はポイズンピルの対抗策を検討していましたが、最終的に大株主である国から拒否されて万事休すとなりました。

SBIは地銀の買収による第4のメガバンク構想を掲げていますが、新生銀は中核的な存在と位置づけられていきそうです。

この構想が順調に進むかはまた別の問題ですが、新生銀の株主にとっては、現在の経営陣よりは展望が開けるのではないでしょうか。

私は今回のTOBを興味を持って眺めていましたが、ひとまずは結末まで見届けられて満足しています。

車関連税は増税の流れか

自民・公明の両党がきのう9日、税制調査会を開いて、22年度改正の大綱案を了承しました。

共同通信の記事はこちら

注目のひとつは車関連の税金です。

今回の大綱案では現行のエコカー減税が23年4月末に期限切れとなり、それに合わせて税制を抜本的に見直すという文言が盛り込まれました。

全体的には増税なのだろうな…と予感させる前フリに感じられます。

新車の価格が年々上がっているのに加えて、増税が待ち受けるのであれば消費者にとってはダブルパンチです。

私はマイカーを所有していないのでダメージはありませんが、日常的にクルマを使う方々は要注目したほうが良さそうです。

ミズホM 保険価格改定の悪材料が直撃

本日はミズホメディーが-280円の2287円と大きく下落しました。イーレックスが-71円の2477円、静岡銀行が-12円の824円、タナベ経営が-16円の728円、帝国通信工業が-8円の1304円、サイゼリヤが+25円の3060円でした。

ミズホメディーはきのう8日に厚労省がコロナのPCR検査の保険適用価格を引き下げることを事実上決定したことが悪材料視されて、-10%超と売り込まれました。

少しかみくだいていうと、検査試薬の保険点数が大きく下げられて、診療報酬の少なくなる病院が検査しなくなるのではないか…ということです。

ミズホメディーは病院を顧客とした製造・販売業です。

今回の保険適用価格改定で、では実際にどれくらい検査試薬の卸売価格が値下げ圧力を受けるのかというと、私には分かりかねるところがあります。

逃げ遅れになるかもしれませんが、同社の業績予想の訂正発表を見て判断しようかと考えています。

株主通信はなくなっていくか

12月になり、保有銘柄の企業から配当金の通知書が郵送されてきています。

会社の近況や経営見通しをまとめた株主通信が同封されていますが、これが年々、縮小してきている印象があります。

廃止した企業もあるし、減ページやモノクロにした企業もあります。

コーポレートサイトなどで必要な情報はいくらでも出せるので、印刷や郵送のコストを考えるとまあそうだろうな…と受け止めています。

年に1、2回、企業からくる手紙のようなものなので個人的には好きなのですが、知りたいことは他から集めるようにしていきたいです。

日経平均株価は本日も好調

本日はイーレックスが-29円の2548円、ミズホメディーが-8円の2567円、静岡銀行が-2円の836円、タナベ経営が+2円の744円、帝国通信工業が-5円の1312円、サイゼリヤが-35円の3035円でした。

日経平均株価は+1.42%の万8660円62銭と、本日も上げ潮でした。

オミクロン株に対する懸念が後退していることが織り込まれている状況でしょうか。

年末に向けてもう一段高をうかがうようなら、年内ラストの好機かもしれません。

【ミズホM】現在地点をチェック

私はコロナ関連銘柄で、コロナの検査試薬を製造・販売するミズホメディー(4595)を保有しています。

オミクロン株が世界で流行の兆しを見せており、株価が反転モードに入りつつあります。

今後を展望するために、ここでは主な数字をチェックしておきます。

☆ミズホメディー 12月7日時点の主な数字

・株価 2575円

・PER 5.12倍(21年12月期の会社予想をベース)

・EPS 481.74円(同上)

・配当利回り 5.88%

現在の株価は、今期の業績予想をまだ織り込み切っていない水準に見えます。

PERしかり、配当利回りも高配当銘柄のスクリーニングで上位に顔を出すところです。

株価は、9-10月は3100~3200円台でした。

このあたりを目指しつつ、株価は引き続き反発するのでは…と見ています。

すべての保有銘柄が上昇

本日はイーレックスが+31円の2577円、ミズホメディーが+107円の2575円、静岡銀行が+27円の838円、タナベ経営が+11円の742円、帝国通信工業が+59円の1317円、サイゼリヤが+100円の3070円でした。

本日、日経平均株価は+1.89%の2万8455円60銭。保有銘柄も流れに乗っかって、すべて前日比プラスとなりました。

エコノミストからは、新型コロナのオミクロン株に対する懸念が後退したというもっともらしい解説が出ています。

特段にそれを裏付けるデータなりが出たわけでもないので、ここに理由を求めるなら、株価は気分に大いに上下する局面なのかもしれません。

ミズホMが+2%超

本日はイーレックスが-26円の2546円、ミズホメディーが+53円の2468円、静岡銀行が+1円の811円、タナベ経営が-9円の731円、帝国通信工業が-49円の1258円、サイゼリヤが-8円の2970円でした。

ミズホメディーは+2.19%と堅調。オミクロン株に対する衛生・検査体制の強化があるかもという思惑から買われる流れが続いています。

業績は文句なしで、まだ値ごろ感もあります。

インデックス投資は100円から始めてもいい

私はインデックス投資を資産運用のメインにしていますが、SNSなどで「始めたいのだけど、いくらから積立をすべきか」という質問をたまに見ます。

私自身は「自分が貯金感覚で無理なく続けられる金額」でいいと思います。例えば100円からでも、です。

投資未経験者にとっては最初の一歩を踏み出すのがおっくうだったり怖いというのは、かつての自分もそうだったので実感としてよく分かります。

幸いにも、いまは大手のネット証券ではどこもインデックス投資の環境が非常に充実しています。

100円からの投資もできるので、そうした環境やツールを活用しない手はないでしょう。

インデックス投資に興味があるけど踏み切れない方は、100円からスタートすることを検討してみても良いかもしれません。