きのう8日、ミズホメディー(4595)が21年12月期・第3四半期の決算短信を発表しました。
売上高はガイダンス10576百万円、EPSはガイダンス428.51円、売上高成長率は前期比で+324.5%でした。
また、通期の新ガイダンスは上方修正で、売上高13062百万円、EPS481.74円、売上高成長率+210.6%が提示されました。
配当金は期末配当が60円→95円の増配が発表されました。中間配当金50円とあわせて、年間配当金は145円になります。
通期業績予想のコンセンサスは、売上高12000百万円、当期純利益3800百万円(EPSで399.0円)、売上高成長率+185.4%です。
通期予想のコンセンサスに対して、売上高〇、EPS〇、売上高成長率〇です。
業績発表の数字は、今回も申し分なく良い内容でした。
新型コロナウイルスの感染を見きわめる全自動遺伝子解析装置「スマートジーン」および専用試薬「スマートジーン SARS-CoV-2」の需要が引き続き旺盛で、業績拡大をけん引しています。
1Qは18万テスト、2Qは40万テスト、3Qは41万テストを出荷しました。
昨日は取引時間中の正午の発表を受けて、後場で株価は急落しました。
引け値は前日比−11.91%の2271円でした。
新型コロナウイルスは目下、感染者数が急減しています。
コロナワクチンの接種率が国内で80%くらいまできており、今後も上下を繰り返しつつも着実に感染拡大を抑えていける流れになりそうです。
株価急落はこうした明るい未来を織り込みにいって、検査試薬も需要が減っていくことを予言しているのかもしれません。
とはいえ、目先の株価下落は行き過ぎだと判断します。
私は昨日、@2292円で100株を追加購入しました。
継続保有で引き続き銘柄を観察していきます。